【意外なおいしさ発見】天ぷらで食べたい地域名産のお野菜3選
からっと揚がった天ぷら、おいしいですよね。今回は、天ぷらでいただくとさらにおいしい全国の名産野菜を3つご紹介します。
■ 北海道・南幌町 まさかキャベツを揚げちゃうの? 名物キャベツ天丼のインパクト
■ 北海道・足寄町 高さ2〜3mにもなる名産「ラワンぶき」の天ぷらってどんな味?
■ 青森県・弘前市 柔らかい「根曲がり竹」を収穫してほくほくの天ぷらに
■ 北海道・南幌町 まさかキャベツを揚げちゃうの? 名物キャベツ天丼のインパクト
ジュワ〜っという音を立てて揚がる天ぷら。
実はこれ、とある意外な野菜を揚げた、北海道南幌(なんぽろ)町の天然温泉「なんぽろ温泉ハート&ハート」の名物メニューなんです。
それがこちらの「キャベツ天丼」。なんともボリューミーな佇まいで「キャベツって揚げてもいいんだ!」と目からウロコでした。
それにしてもなぜキャベツを天ぷらに使おうと考えたのでしょうか?
それは南幌町がキャベツの名産地だからです。
南幌町に吹く南東からの強い風がキャベツ作りに最適で、柔らかくて甘いキャベツが育つのだそう。断面からみずみずしさが伝わってきますね!
「なんぽろ温泉ハート&ハート」では、キャベツ天丼をよりおいしくするための、とあるワザを使っているそうです。気になるそのワザはぜひ動画本編からご覧ください!
■ 北海道・足寄町 高さ2〜3mにもなる名産野菜「ラワンぶき」の天ぷらってどんな味?
お次に紹介するのは、北海道・足寄(あしょろ)町名産の「ラワンぶき」の天ぷら。
ふきのとうの天ぷらはお店でよく見かけますが、今回はなんと生ブキを使っています。収穫時期の夏限定で食べられる生ブキは、ほどよい苦味とシャキシャキした食感がたまらないそう。
それにしても「ラワンぶき」っていったいどんな野菜なの?
「ラワンぶき」は高さ2〜3m、太さ10cm以上に育つ日本一大きなフキとしても知られています。
ワランぶきを栽培している鳥羽農場の鳥羽昇子さんは「ものが大きいので大味なんじゃないって思う方もいるけどとっても繊細」と風味についてコメント。
アクが少ないため、煮物やサラダ、炒めものなどいろいろな料理に合うそうです。筆者は実家で採れたフキの煮物が大好物でしたが、ラワンぶきはどんな味がするのか食べてみたい……。
ちなみに北海道足寄町は歌手の松山千春さんの出身地でもあります。身長170cmの松山さんと比べてもラワンぶきの大きさが際立ちます。
ラワンぶきの茎(葉柄)を切った断面から水がほとばしる様子は圧巻! そのスケールの大きさと美しさを、ぜひ動画で体験してみてくださいね。
■ 青森県・弘前市 柔らかい「根曲がり竹」を収穫してほくほくの天ぷらに
最後に紹介するのは、青森県弘前市の「根曲がり竹」の天ぷら。
青森でタケノコといえばこの根曲がり竹のことを指すそうで、柔らかくシャキシャキで、天ぷらにするとほくほくの食感が楽しめます。
根曲がり竹はチシマザサ(イネ科のササ)の若芽で笹の仲間。5月中旬から伸び始め、5月後半にかけてが収穫の時期です。
農家の成田光弘さんは「あまり伸びてから収穫すると根元が固くなる」と話していました。伸びるスピードも速いので、新鮮なものを産直に出すためになんと朝4時から収穫を始めるそう。早い!
こうやって見ると斜めに生えていて、“根曲がり竹”という名前になったのもそういうことかと納得してしまいます。
今回番組で収穫した根曲がり竹は、地元のJA職員さんがさっそく調理! 根曲がり竹と天ぷらの良さを引き出す、ささやかな工夫をぜひ動画で見てみてください〜!
■ 野菜をもりもり食べやさい
キャベツにラワンぶきに根曲がり竹、天ぷらで食べるとさらにおいしい全国の名産野菜をご紹介しました。
野菜の天ぷらっておいしいですよね……。全国の名産野菜が気になった人は、ぜひ今回の動画や他の動画もチェックしてみてくださいね。
(編集:ノオト)
【ビタちく愛炸裂!】長野県民が愛する「ビタミンちくわ」が5ヶ月ぶりに生産再開!
[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
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