つやつやと光り輝くジンギスカン。実は遠野物語で知られる岩手県・遠野のソウルフードでもあるんです。

創業70年以上の歴史を持つ「ジンギスカンのあんべ」が遠野ジンギスカンの元祖と言われています。秘伝のたれは羊の脂に合い、さっぱりと食べられるよう酸味を効かせているのだそう。

また、遠野のジンギスカンには一風変わった工夫も！　

通常のジンギスカンは生肉を焼いてたれを付けて食べるのが一般的ですが、「ジンギスカンのあんべ」では一度たれに漬け込んだ生肉を焼くスタイルです。従業員のまかない食から生まれたそうですよ。

ジュワジュワと音を立てて焼けるジンギスカンの映像を見ていると、食欲がそそられますね……！

じっくり旨味を閉じ込めて丁寧にローストした鴨肉、おいしそう……。こちらは島根県松江市の「フレンチ酒場　せるぽわ」の一品「フランス産シャラン鴨の炭火焼き」です。

火入れを調整し、口の中で肉汁があふれる仕上がりにしているのが店長さんのこだわりなのだとか。

日本酒とひまわり油で表面をコーティングしながら時間をかけて焼くことで、しっとりジューシーな仕上がりになるそう。また、焼くだけでなくしっかり肉を休ませることもおいしさの秘訣。

この鴨肉でお酒をいただいたらもうたまらないでしょうね……。「フレンチ酒場」である同店では、ワインだけでなく山陰の地酒も数多く取りそろえています。シェフおすすめの日本酒（お酒が苦手な方にはノンアルコールも！）とのペアリングの様子は必見です！

お次に紹介するのは、同じく「フレンチ酒場　せるぽわ」の大山鶏レバーのムース。まるでアイスクリームのようになめらかでつやつや。

生クリームとたっぷりの発酵バターを使っていて、お酒との相性は抜群。香ばしいバゲットに乗せて食べたらもう疲れなんか吹っ飛んじゃいます！

レバー好きの筆者でもここまでおいしそうなレバー料理は見たことない！　同じくレバー好きの方は動画をぜひご覧ください。

大量のネギがどっさり乗っていてインパクト抜群！　全容が見えませんが、こちらは宮崎県日南市「炭火焼 山空」の地頭鶏（じどっこ）のタタキです。

地頭鶏とは宮崎県と鹿児島県で古くから飼育されていた在来種の鶏で、ジューシーな肉質と旨味が特徴なのだそう。

箸を入れるとつやつやのタタキが！　ネギと鶏肉、玉ねぎの3層仕立てになっていて、鶏の風味を引き立てつつ食感のアクセントになっています。しっとりとした肉質のタタキに特製のたれが絡んでもう最高！

動画内の佐々木六華アナと武田華奈アナの表情からそのおいしさは伝わるはず。筆者も宮崎県に行って食べてみたい……。

宮崎の名物で外せないのが「地頭鶏の炭火焼」。こちらも「炭火焼 山空」の大人気メニューです。味付けは塩のみで、鶏本来のおいしさが味わえます。こんなのでビール飲んだらもう、ね……。

ちなみに炭火焼きに使う炭も、お店でイチから作っているというこだわりよう。

地頭鶏の炭火焼きと双璧を成すのが「イベリコ豚の炭火焼」です。上質な脂身と赤身が特徴で、炭火で脂を落としつつ、甘みを残した焼き方で提供されます。

なぜ地頭鶏のあとにイベリコ豚？　と思いますが、上質な肉を食べ比べて両方のおいしさを知ってもらうためだそう。なんて贅沢な……！

お肉のおいしさを引き立てる「炭火焼 山空」さんのこだわりはぜひ動画をチェック。きっとおいしい地頭鶏を食べたくなるはずです！

■ おいしそうな肉料理で元気チャージ！

ジンギスカンに鴨の炭火焼、地頭鶏のタタキなど見るだけでお腹が空きそうな肉料理の数々をご紹介しました。

一部の品物はお取り寄せもできるので、家にいながら動画で見た肉料理を楽しむこともできます。善は急げ！　おいしいお肉を食べて元気になろう！

（編集：ノオト）

のぞポンライター
神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。