ZIP FRIDAY
弘前市金属町の日本刀作りの技術を包丁に! 伝統を継ぐ8代目の挑戦と気づき
[青森県 弘前市 金属町]
0:50 一流の技術で作られた包丁の数々
1:58 包丁の切れ味を決める要素とは?
3:03 8代目古澤さんが気づいた職人の極意
カンカンカン……。熱した鉄を叩いて伸ばす小気味良い音が、鍛冶場に響きます。
古くから鍛冶の町として知られている、青森県弘前市金属町。ここに、江戸時代から続く鍛冶屋「二唐刃物鍛造所」があります。
二唐と書いて「ニガラ」。二唐家は、江戸時代に津軽藩の御用鍛冶を務めた、350年以上も続く名門の家系です。
そんな伝統ある刀鍛冶の技術を活かし包丁を製造している現場を訪問しました。
一流の刀鍛冶の技術を使った包丁は、品質はもちろんのこと、見た目がとってもかっこいい! 映像では刃の模様がさらに際立ちます。海外からの人気も高いらしく、まさに世界が認める美しさです。
鍛造所8代目の古澤剛さんは、かつて別のお仕事をされていたところから家業を受け継ぎました。
「先人が築いてきたものを自分の代で傷つけたくない」
そう語る古澤さんが働く鍛冶場の気温は、この日37℃。普通に過ごすだけでも汗が噴き出しそうな中、火の粉を腕に浴びながら1200℃の鉄を打つ古澤さんの目は、情熱に燃えていました。
「頑張っているのに誰も評価してくれない」
包丁づくりの仕事との向き合い方に悩んでいた古澤さんはある日、今までなかったあるひと工夫に目をつけます。
技術だけでなく、思いやりもこめられたその素敵な工夫とは……? 古澤さんの丁寧な仕事と静かに燃える情熱、そして火花飛び交う迫力ある鍛冶場の様子とともに、ぜひ動画でご覧ください!
【基本情報】
放送日:2017年7月14日
放送局:青森放送
番組名:ZIP FRIDAY
店名:二唐刃物鍛造所
住所:〒036-8245 青森県弘前市金属町4-1
(編集:ノオト)
【ビタちく愛炸裂!】長野県民が愛する「ビタミンちくわ」が5ヶ月ぶりに生産再開!
[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
長野県民のソウルフードですが、実は石川県産!製造の様子も必見