今日ドキッ!
なんでそんなことするんだ! 冬の北海道、水温1℃の海にサーファーが集まる意外な理由
[北海道 小樽市 銭函]
0:58 真冬にサーフボード持って歩く人を発見!
1:52 海に行ってみたらそこには……!
2:27 サーファーに直撃インタビュー!
3:33 冬でもサーフィンができる特別なスーツがあるらしい
4:27 冬にサーフィンをする理由とは?
視聴者が抱えている「なぜ?」「どうして?」を全力で取材する北海道放送の名物コーナー「もんすけ調査隊」。
今回のご相談は「冬になるとJR銭函(ぜにばこ)駅付近の海岸でサーフィンをしている人たちを見かけるけどなぜ?」というもの。なんでそんな寒い時期にサーフィンするんだろう……?
カメラはたしかにサーフボードを持って踏切待ちする人物を捉えました。見るからに寒そう!
海には本当にサーフィンをしている人が。それも1人ではなく複数人。ちなみに海水温は1℃。いよいよ心配になってきます。
補足すると、生身で水温1〜5℃の海水に浸かっていると30分以内に意識を失うと言われています。おい! 危ないぞ! 上がれ上がれ!
カメラは陸に上がったサーファーたちを直撃。レポーターの“寒くないですか?”という質問に「寒いです」と一言。やっぱり寒いんじゃん!
でもサーファーの人たちはみんな意識を失うこともなく元気。それはなんでも彼らが着ているスーツにヒミツがあるようです。札幌・北区のサーフショップ「リアルドライブ」のオーナー・谷川勝利さんにお話を聞きました。
冬にサーフィンをするときに着るのはドライスーツで、ブーツと一体化して水はほとんど入らないようになっているもの。そのため体温が下がりにくいのです。谷川さんいわく、最近のスーツの性能はかなり良くなっているそうで、スーツを着ていると極寒の海でも汗をかくほどなのだとか。
ちなみに水温が高い夏に着るウェットスーツは水を通し、スーツ内に入った水を体温で暖めるようになっているのだそう。
う〜ん、寒い冬でも大丈夫なのはわかったけど、なんでわざわざ冬にサーフィンをするの?
それは季節によって波が違うためなのです。気圧配置の影響で夏は太平洋側にいい波が出ますが、冬は逆で、日本海側にいい波が出るそう。だから、日本海が面する銭函にサーファーが集まってくるんですね。
サーフィンは海水が温かい夏だけのスポーツだと思っていましたが、まさか冬にもできるとは。
番組では谷川さんの極寒サーフィン体験談やサーファーたちの声も調査! 動画で見ると本当に寒そうなのが伝わってきます……。
というわけで今回の「もんすけ調査隊」の結果はこちら。
寒い冬でもサーフィンをする人がいるのは、冬型気圧配置の影響で日本海側(銭函)にいい波ができるためだったのです。いい波ノッてんね〜!
【基本情報】
放送日:2023年3月31日
放送局:北海道放送
番組名:今日ドキッ!
出演:堀啓知アナウンサー、森田絹子アナウンサー
(編集:ノオト)
【ビタちく愛炸裂!】長野県民が愛する「ビタミンちくわ」が5ヶ月ぶりに生産再開!
[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
長野県民のソウルフードですが、実は石川県産!製造の様子も必見