奇跡の一滴 The spirit of Hokkaido wineries
創業50年の老舗ワイナリー「ふらのワイン」 気候を活かして造る“富良野ならでは”の味
[北海道 富良野市 清水山]
0:26 富良野でワイナリーを始めたきっかけ
1:04 大事にしているのは「富良野だから楽しめるワイン」
1:21 オススメの一本「羆の晩酌」
みなさんは、近年北海道にワイナリーが増えていることをご存じですか?
2023年6月時点で、北海道のワイナリーの数は56箇所。10年前に比べて、約3倍に増加しているそうなんです!
梅雨や台風の影響を受けにくく、昼夜の寒暖差が大きい北海道の気候は、醸造用ぶどうの生産にうってつけ。その質は国内外から高く評価され、世界的なブランドになりつつあります。
そんな北海道産ワインを紹介する北海道放送の『奇跡の一滴』。今回は1972年創立の老舗ワイナリー、「ふらのワイン」にお話を伺います。
観光地として有名な富良野ですが、なぜこの土地でワインの生産を始めたのでしょうか。
ふらのワインのワイン事業は、農業振興を目的としてスタートしました。通常の作物を栽培することが難しい傾斜地を有効活用できないかと考え、醸造用ぶどうの生産が始まったそうです。
また、周囲を山に囲まれた富良野は内陸性気候のため、冬には気温がグンと下がります。
こういった気候は、樹上で凍結したぶどうを収穫し、そのまま圧縮して造られる「アイスワイン」の生産にぴったり!富良野の特徴的な気候風土によって、独自性のあるワインが造られているんですね。
オススメの一本は、「羆の晩酌(ひぐまのばんしゃく)」。
ふらのワインが独自に交配させた品種「ふらの2号」を使用し、樽で1年、瓶で2年熟成させた赤ワインです。スパイシーな香りと口当たりの良さが特徴で、ジンギスカンやジビエとの相性が抜群なんだそうです! おいしそう……!
ふらのワイン醸造家の高橋克幸さんは「富良野だから楽しめるワインを造るようにしている」と語ります。
富良野ならではのオリジナリティ溢れるワイン、いつかワイナリーに足を運んで富良野の食材とともに楽しんでみたいです!動画を見たらあなたも我慢できなくなるはず…!
【基本情報】
放送日:2023年3月11日
放送局:北海道放送
番組名:奇跡の一滴 The spirit of Hokkaido wineries
店名:ふらのワイン 富良野市ぶどう果樹研究所
住所:〒076-0048 北海道富良野市清水山
(編集:ノオト)
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[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
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