1550ニュースレーダーWith
青森の高校で唯一の「津軽三味線部」 息ぴったりで力強い音色が迫力満点!
[青森県 五所川原市 元町]
1:07 津軽三味線特有の奏法「かまし」
2:43 どうしてこんなに揃うの⁉︎ 部員の皆さんの息の合った演奏
3:18 入部と同時に始めた部員も1年でこんなに上達!
青森県の五所川原第一高校。こちらの高校には、県内で唯一の珍しい部活があるんです!
それは、2003年創部の「津軽三味線部」!
独特の奏法をいくつか組み合わせて曲を作り上げる津軽三味線。今回、その奏法のひとつ「かまし」を部員の皆さんが披露してくれました。
バチで弦を叩く、左手で弦を弾く、バチで弦をすくう、左手で弦を弾く……と繰り返していく、とっても複雑な奏法です。目を瞑って弾く部長の木村光惺さんを見ていると、なんだか簡単そうに見えてしまいますが、きっととんでもなく難しいはず……。
最初の頃は、左手の指先がやけどのように水ぶくれになってしまったんだそう。それでもめげずに「かまし」を極めたのはかっこいいですね。
そしてその「かまし」を5人で演奏してもらうと……すごい!大迫力っ!!
「津軽三味線世界大会」入賞、「県高校総合文化祭」最優秀賞を2年連続で受賞した五所川原第一高校が魅せる、完璧に息の合った演奏です。
もともと経験のある部員もいれば、入部して初めて津軽三味線を触る部員もいます。2年生の小田川礼奈さんは、高校から始めた1人。部活動以外の時間にも自主練習を怠らない努力家です。
小田川さんにとって最初の課題は「“たたける”ようになること」でした。
津軽三味線はギターのように弦を弾くのではなく、バチで弦を叩いて演奏するため、腕よりも手首の力が重要なんだそう。この打楽器的な奏法が、津軽三味線の迫力ある音色を生み出しているんですね。
「津軽三味線の魅力を全国に広めたい」「海外でも魅力がもっと広まっていったらいいな」と楽しげに話してくれた小田川さん。
1年前に練習を始めた部員がこんな風に夢を語るなんて、津軽三味線の魅力は計り知れないな……!
部活動で地元津軽発祥の伝統楽器を受け継いでいく、津軽三味線部の皆さん。
その息ぴったりで大迫力の演奏は、ぜひ動画でご覧ください!! 思わず「おお……」と唸ってしまうはず!
【基本情報】
放送日:2023年4月26日
放送局:青森放送
番組名:1550ニュースレーダーWith
取材先:五所川原第一高校 津軽三味線部
住所:〒037-0044 青森県五所川原市元町42
(編集:ノオト)
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[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
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