1550ニュースレーダーWith
古代米を使ったおはぎ⁉︎ 弥生時代の水田跡が残る田舎館村の魅力を津軽民謡に乗せて♪
[青森県 田舎館村]
0:30 田舎館村総合案内所「遊稲の館」で味わう古代米おはぎ
1:29 津軽民謡歌手かすみさん「津軽小原節」を熱唱
3:02 本物の水田跡の上を歩く!田舎館村埋蔵文化財センター
弥生時代の水田跡「垂柳(たれやなぎ)遺跡」が残る青森県田舎館村(いなかだてむら)。1981(昭和56)年に良好な状態で発見され、東北地方北部では稲作が行われていなかったという常識を覆しました。
今回、津軽民謡歌手のかすみさんが訪れたのは、垂柳遺跡のすぐ隣にある田舎館村総合案内所「遊稲(ゆうとう)の館」。毎年稲作体験などのイベントが開催され、遊び心で誰でも参加できるということから「遊稲」と名付けられたんだそう。素敵な名前ですね!
喫茶コーナーでは、古代米を使用したおはぎが食べられます。箸に添えられている稲穂がなんとも可愛い……!
一般的なおはぎとは違って、お米が外側だ! 珍しいですね。
「あんこは甘めですが、古代米と合わさることでちょうど良い甘さになる」とかすみさん。この美味しさを、歌います!
ひと口食べれば 弥生の人よ♪
後ろでおはぎを食べながら揺れる三味線・太鼓奏者のお二人が可愛らしい……!
かすみさんが弥生時代に思いを馳せて作詞した「津軽小原節」を披露します。
私は津軽民謡を初めて聞きましたが、こんなに迫力があるとは! カジュアルな格好からはとても想像できない、力強くてかっこいい歌声です。
田舎館村は、色の違う稲を植えて巨大な絵を描く田んぼアートの発祥の地です。3色の稲から始まり、現在では7色の稲を使って緻密な絵を作り上げているそう。いつか見に行きたいな……。
かすみさんが歌いながら歩くのは、なんと弥生時代に作られた本物の水田跡! 田舎館村埋蔵文化財センターは、垂柳遺跡と関連して発掘された「高樋(たかひ)遺跡」の上に建てられています。
古代米のおはぎ、弥生時代の水田跡に田んぼアート……。お米を愛しお米に愛された田舎館村の魅力がたっぷり詰まった津軽民謡をぜひお聴きください♪
【基本情報】
放送日:2023年4月19日
放送局:青森放送
番組名:1550ニュースレーダーWith
出演:かすみ
取材先:田舎館村総合案内所「遊稲の館」(〒038-1112 青森県南津軽郡田舎館村垂柳字長田47)、田舎館村埋蔵文化財センター(〒038-1111 青森県南津軽郡田舎館村高樋字大曲63)
(編集:ノオト)
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[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
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