1550ニュースレーダーWith
雪国の運転って怖くない? 日本最北の私鉄「津軽鉄道」機関士のお仕事
[青森県 五所川原市]
0:26 季節で変わる津軽鉄道の景色
1:28 運転の様子を間近でお届け!
3:35 全く揺れない停車技術!
日本最北の私鉄、「津軽鉄道」をご存じですか?
津軽鉄道は、青森県の津軽平野を南北に約20km走行する日本最北の民間鉄道です。略称は津鉄(つてつ)。津軽五所川原駅から津軽中里駅までの12駅を結びます。
毎年12月から3月の間に運行する「ストーブ列車」は、津軽鉄道の代名詞。石炭を燃料とするダルマストーブが搭載された列車で、なんと運行開始は昭和5(1930)年! 90年以上にわたって愛され、現在は4代目の車両が乗客にぬくもりを届けています。
そんな津軽鉄道も、春が来れば芦野公園の桜に囲まれるなど、それぞれの季節で津軽の景色を彩ります。
車両の正面や側面に「走れメロス」と書かれているのは、金木町(現・五所川原市)出身である太宰治の作品にちなんだ列車。「走れメロス号」の愛称で地元の人々に親しまれています。
津軽鉄道には4人の機関士がいて、日々交代で運転をしています。今回は、津軽鉄道の拠点でもある五所川原市出身の山本千雅さんが、機関士というお仕事や津軽鉄道の特徴について語ってくれました。
機関士になるための国家試験には実技科目があり、「スピードメーターを隠された状態で運転するため、速度感覚を身につける必要がある」など非常にハイレベルな技能が求められるのだとか。
そういった試験をクリアして津軽鉄道の機関士として働く山本さんのプライドは「ブレーキを強くかけずに、ゆっくり優しく停車すること」。津軽鉄道の先輩から代々伝えられているこだわりの運転技術は、ぜひ動画でチェックしてください。
動画では、雪国の平野を走る津軽鉄道の機関士ならではの苦労も語られていました。視界をさえぎる物がない銀世界での運転を想像してから、答え合わせをしてみてくださいね。
【基本情報】
放送日:2023年4月3日
放送局:青森放送
番組名:1550ニュースレーダーWith
出演:山本千雅
店名・住所:津軽鉄道株式会社(〒037-0063 青森県五所川原市字大町39)
(編集:ノオト)
のぞポンライター
杏太郎
果物好きライター。プラム、キウイ、パイナップルといった酸味のあるフルーツを好んでいます。
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神田(こうだ) のぞポンライター
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