NEWS CH.4
【注目】目指せ利用客数アップ! 地元の人々で作る“予土線駅前マルシェ”が大盛況
[愛媛県 松野町 松丸 等]
「マルシェ」って、なんて素敵な響きなんでしょう。フランス語で「市場」を意味する言葉ですが、市場よりマルシェって言われた方が数倍ワクワクする……!
今注目したいマルシェが愛媛県で開催されている「予土線駅前マルシェ」。北宇和島駅と若井駅(高知県)を繋ぐJR予土線沿線地域の活性化を目的に、月に一度、地域の人々によって運営されているイベントです。
記念すべき第1回目の舞台はJR松丸駅前。キッチンカーや露店が並び、街中が楽しそうな雰囲気に包まれています。
松丸駅前ではこれまでも、松野町商工会が県内外からメンバーを集めてイベントが行われてきましたが、今回のマルシェは「人にフォーカスを当てる」ことをモットーに、松野町の方々を中心に運営されました。
「松野町の人にファンが増えることで、予土線の利用促進にも繋がると思う」と語る駅前マルシェ実行委員会・新改和也会長。他にも、予土線の便数が多い夕方にイベントをスタートさせたり、酒類を提供したりするなど、予土線利用客数アップに余念がありません。
というのも、予土線の乗車数は年々減少し、2021年には史上最低の輸送密度を記録してしまいました。地方公共交通の再編に向けた関連法の成立により、路線の存廃をかけた議論が進められているのが現状です。
「通学の手段がなくなるから、予土線が無くなったらとても困る」と話すのは、第2回駅前マルシェの開催地でもある近永駅からほど近い北宇和高校の生徒。全校生徒の半数以上が予土線を利用しているんだとか。
駅前マルシェを盛り上げようと立ち上がった北宇和高校の生徒たち。学校の寮の庭で採れた梅で作った自家製シロップを使用して、かき氷店を出店することになりました。試作を重ねて完成した自信作の売れ行きはいかに……⁉︎
たとえ小さな電車でも、地元の人々にとってはかけがえのない思い出が詰まっているもの。予土線の存続を望む実行委員の方々や高校生たちの勇姿は、ぜひ動画本編にてご覧ください!
【基本情報】
放送日:2023年8月3日
放送局:南海放送
番組名:NEWS CH.4
取材先:JR予土線松丸駅(〒798-2101 愛媛県北宇和郡松野町松丸)、近永駅(〒798-1341 愛媛県北宇和郡鬼北町近永)
(編集:ノオト)
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