熱血テレビ
10年以上続く大改修⁉︎ 進化が止まらない関門橋の裏側を地上140mからリポート
[山口県 下関市 みもすそ川町 等]
北九州市と山口県下関市を結ぶ「関門橋」。2023年に開通から50年を迎えました。
かつては「東洋一のつり橋」とも評された関門橋では、2011年から現在に至るまで、大規模なリフレッシュ工事が行われているそうなんです。
主な工事は、橋のサビを止めるための塗り替え塗装や、橋を支える部品の取り替えなど。関門橋を渡るわたしたちの安心安全のために、日々修繕工事に勤しんでいる人たちがいるんですね。
特に注目したいのが、つり橋の命とも言えるケーブル。その強靭さで、車が走行する橋桁を支えてくれています。
そんなケーブルの断面を見せていただくことに……って、えっ! めちゃくちゃ太くない⁉︎
その直径、なんと67cm! 5mmの細いケーブルを91本束ねたケーブルを、さらに154本束ねることで、あの頑丈なケーブルが作られているんです。知らなかった……。
従来のケーブルは、塗装の隙間から湿気が入り込むことでサビてしまい交換が必要でした。ですがこのリフレッシュ工事で、ケーブルの中に乾燥した空気を送り込むという画期的な技術が導入されるそうなんです!
これが新たに導入された送気システム。外の空気を取り込み、空気中のサビの原因を全て除去し、乾燥・冷却してケーブルに流し込みます。このシステムを使えば、理論上ずっとケーブルがサビることはないんだとか! 関門橋の進化が止まらない……!
実際に乾燥した空気をケーブルに送り込む場所を見るべく、橋の最上部へ! 地上140mの高さから見下ろす景色は圧巻……。
ケーブルの上を歩いていく様子は、命綱があるとはいえ見ているだけでもドキドキ。リフレッシュ工事の裏側見学の続きは、ぜひ動画本編でご覧ください! 日々こんな高所で仕事をしている人がいるなんて、関門橋に足を向けて寝られないなぁ……。
【基本情報】
放送日:2022年1月19日
放送局:KRY山口放送
番組名:熱血テレビ
出演:武藤ひさこ
取材先:関門橋
住所:山口県下関市みもすそ川町
(編集:ノオト)
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[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
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