【夢は1万回再生】高知放送の名物番組「ぐるぐるBuzzBuzz」の魅力を語らせてほしい

RKC高知放送の「ぐるぐるBuzzBuzz」。樺山夏帆(かばやま・なつほ)アナウンサーと井出一崇(いで・かずたか)アナウンサーが高知県内の市町村を回り、バズりそうなネタを探してきて再生回数を競うという番組です。

2023年10月に始まった番組なんですが、私はこの番組を知ったことで高知県への関心が高まり、のぞいてニッポン内で配信されている高知放送の番組をほとんどチェックするほどのファンになりました。

樺山アナと井出アナの丁寧なレポートとリアクションに加え、高知県の見どころを自分たちの足を使って探し回っているところがすごくいいなと思います。ここまでバズに貪欲なローカル番組は「ぐるぐるBuzzBuzz」のほかに見たことがありません。目標の1万回再生をぜひ達成してほしい!

それでは、「ぐるぐるBuzzBuzz」の魅力が伝わるおすすめ動画をご紹介させてください!

■ 県営渡船でゆったりリッチなクルージング!

最初に紹介するのはこちらの動画。「庶民の足でぜいたくクルージング」とはいったい?

樺山アナが訪れたのは高知市の長浜渡船場。全国的にも珍しい船で海を渡る県道で、長浜~種崎間の約600mを1時間に1本、片道5分間で運行しています。

人・自転車・原付自転車、125cc以下の小型二輪車は無料で乗船でき、地域に住んでいる人々の大事な交通手段となっています。

実は私は2年前の高知旅行でここに訪れたことがあり、非常に思い出深い場所です。船に乗って静かな海を渡ると、地元の人々と同じ境遇になったような旅情を感じました。

船の出港にはしゃぐ樺山アナ。ゴゴゴとエンジンがうなりを上げて進むさまは興奮せずにはいられません。

それに小さな船とはいえど、そこから見る風景は大迫力。

船からは浦戸大橋が見えて、抜けるような青空が広がっています。潮風のにおいが香っていいんだよな。思わず叫びたくなる気持ちよさです。

対岸までは約5分。短いけど贅沢なクルージングです。

高知の中心部からはちょっと遠いですが、乗ってみる価値大です。私は高知駅前の観光情報発信館「とさてらす」でレンタル自転車を借りて向かいました。

この動画見たらまた県営渡船に乗りたくなってきたな……。旅に出たい気持ちをかき立ててくれる素敵な動画でした。

■ おなかいっぱい食べたい豪快なデカ盛り刺身定食

お次は井出アナの動画です。「ランチでおきゃく!? これぞ高知の刺身定食」というタイトルも気になります。ちなみに“おきゃく”とは土佐弁で宴会を指す言葉です。

井出アナがやってきたのは、高知県産品や地元グルメが揃う「アグリコレット」内にある「西村商店」。店主いわく、バズりたいならここの刺身定食一択だそう。果たしてその正体とは?

井出アナ、運ばれてきた刺身定食を見て思わずこの表情。いったいどんな定食なの〜?

でかすぎる!!!!

身をとったカツオが一本刺しでダイナミックに丼に鎮座し、4種類以上の刺身が盛り付けられボリュームたっぷりです。

井出アナと店主も「新しい小顔効果」と大興奮の様子でした。こうやって比べてみるとあらためてでかすぎるな〜。ふたりともいい笑顔です。

気になるのはそのお味。井出アナのレポートやいかに?

刺身を頬張り白ごはんをかき込み、「高知に来てよかった」とひとこと。めちゃくちゃいい表情……。

井出アナは表情がとにかくいいんですよね。もっといろんなごはんを食べる動画が見たい!

実は私、「ぐるぐるBuzzBuzz」のこの動画を見て高知に行き、西村商店を訪れました。スマガツオの一本刺し定食を注文しましたが井出アナのリアクションも納得できるの圧巻の大きさでした。

新鮮なカツオは身がもっちりしていてたまらなくおいしかったです。ごはんと味噌汁もおかわり自由だし、まさに至れり尽くせり。

この動画を見なかったらこんなすばらしいお店があることを知らないままでした。井出アナ、西村商店、そして制作スタッフの皆さんありがとう!

■ ピカチュウ(に見えなくもない)がいる神秘の洞窟とは?

3本目は樺山アナがレポートする「神秘の洞窟にピカチュウ出現!?」という動画。洞窟にピカチュウ? ミュウツーならわかるけど本当にいるのか……?

地元のガイドさんと室戸市の御厨人窟(みくろど)を訪れた樺山アナ。

こちらは海の浸食によって作り出された天然の洞窟で、約1200年前に青年時代の空海がこの場所で悟りを開いたといわれています。高知には何度か訪れていますが、こんな場所があるとは知らなかったです。

どうやら洞窟の入口部分がピカチュウに見えるとのことで、樺山アナとガイドさんがせーので振り返ってみました。現時点ではヨーギラスですがよく見ると……?

ピカチュウ……? 

いや、う〜ん、確かにまあ、ピカチュウといえなくもないという感じ。スタジオもばつの悪い微妙な表情です。

あ、色を付けると完全にピカチュウになりました。これはもうね、ここまでされたらピカチュウと言わざるを得ないでしょう。

「ぐるぐるBuzzBuzz」は時々パワープレイで押し切ろうとするのも私は好きです。お茶の間で家族で見ていたらどんな雰囲気になるんだろう。

「そんなわけないだろ」というツッコミ待ちバズの予感を感じさせるこの動画、皆さんもぜひチェックしてほしいです。

■ 太平洋を一望できる土佐清水市の絶景映えレストラン

4本目は井出アナによる「全身で土佐清水を感じる映えレストラン」の動画。部活終わりの野球少年のような惚れ惚れする食べっぷりです(井出アナは元野球部)。

訪れたのは高知の西南端にある土佐清水市のリゾート施設「The Mana Village(ザ マナ ヴィレッジ)」。こちらは太平洋を一望できる開放的なテラスが有名なのだとか。

それがこちら。何も遮るものがなく、遠くまで一望できるとても素敵な空間です。惜しむらくは取材当日は雨模様ということだけですが、それでもこの景色は圧巻のひとこと。

ちなみに晴れると水平線がくっきり現れてさらに素敵です。スタジオの有吉都アナウンサーも思わず息を呑んでいました。晴れの日にこんなところで食事したら一生の思い出になりそう!

テラスでは結婚式や地元の人を招待したステージイベントを行うこともあるそうです。地元の方に開いた場所を目指しているとのことで、地域密着のサービスも魅力。

もちろん食事も抜かりありません。高知産の食材を使い、見た目もボリュームもばっちりです。ピザでっかいな〜。

ピザをはふっと頬張る井出アナ。相変わらずいい食べっぷり! 

樺山アナのインタビュー動画で「から揚げ定食とうどんを食べた後にフレンチトーストをデザートで食べていた」と語られていた大食漢の井出アナ。ダイエットなんて気にせずたっぷり食べてほしいです。

「これ天気よかったらな〜!」と残念がる井出アナ。確かにあの開放的なテラスでこんなにおいしそうな料理を食べることができたら気持ちよすぎる!

土佐清水市はクルマじゃないと行きにくいところですが、いつかクルマの免許を取ったら行ってみたいなと思いました。こんな素敵な場所が高知にあったとは!

■ 伝統神事を後世につなぐために立ち上がった子どもたち

最後に紹介するのは樺山アナのレポート動画。「子ども達がつなぐ獅子舞」と題し、伝統の神事を後世につなぐ子どもたちを取材したものです。

その神事とは安芸市赤野地区で600年以上の歴史を持つ赤野獅子舞です。県の無形文化財にも指定されています。

高知の芸術・芸事に関するヒト・コトを紹介するアーツカウンシル高知のサイトによれば、「演出が素朴でユーモラスな点に特色があり、県下の獅子舞のなかでもっとも土俗的であるとのこと。手がい子(獅子をからかう役)の動きが迫力たっぷりで笑ってしまいました。

ここ数年の間に、新型コロナや後継者不足の影響などで存続の危機に立たされていましたが、子どもたちが伝統を残そうと立ち上がったのだそう。

メンバー20人中のうち、13人が小中学生。樺山アナも子どもたちの練習に混ぜてもらいました。

樺山アナの特技はダンス。それゆえか初めてながら飲み込みがよく、思いのほかキビキビした動きに子どもたちから「99点」の高評価をもらっていたほど。キレのある動きは見どころです。

子どもたちは「伝統が続いているからなんか消えたら悲しいし、お祭りとかも楽しいのでみんなにつなげていきたいと思う」と語っていました。めちゃくちゃ立派だ……。

私も小さい頃、地元の神事の保存会に声をかけられ神楽舞を踊ったことがありますが、壊滅的にダンスの才能がないので諦めたことを思い出します。

伝統の存続には担い手が増えることはもちろん大事ですが、多くの人に存在を知ってもらうことが不可欠。「ぐるぐるBuzzBuzz」の動画で高知とその地域伝統を知ることができてとてもよかったです。

■ 1万回再生達成してほしい!

以上、「ぐるぐるBuzzBuzz」のおすすめ動画を5本紹介しました。

樺山アナも井出アナも個性豊かで動画を見るのが楽しみになります。高知県民はリアルタイムで番組を見ることができるなんてうらやましい! それに何より高知は食べ物も文化もさまざまな魅力にあふれている! 

こないだ高知に行ったけどまた行きたくなってきた……。くいしんぼ如月(高知の弁当チェーン)のチキンナンバン食べて高知ぽかぽか温泉に行きたい……!

「ぐるぐるBuzzBuzz」の動画について、より詳細に紹介した記事もありますので、ぜひご覧くださいね!

【めざせ1万回再生】高知の迫力満点デカ盛り刺身定食がバズる予感!?【笑顔炸裂】

【ホントか?】高知にピカチュウがあらわれる洞窟があるらしい……

のぞポンライター

神田(こうだ)

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。

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のぞいてニッポンスペシャル企画
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