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宮崎県の波状岩「鬼の洗濯板」は、どうして洗濯板のようになったのか? 謎に迫る

[宮崎県 宮崎市 青島 等]

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この動画の見どころ!
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「鬼の洗濯板」はどうやってできた?
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「鬼の洗濯板」を使う鬼の身長は?

宮崎市にある小さな島・青島を取り囲むように広がる「鬼の洗濯板」はご存知ですか? 見てください、本当に洗濯板みたい!

国の天然記念物に指定されておよそ90年経つ奇石群です。ところで、この奇妙な地形はどうやってできたのでしょう?

ここからはほとんど地学の授業なので覚悟してください。解説していただくのは宮崎県総合博物館の学芸員・赤崎広志さんです。

洪水などで泥と砂が一緒に海の深いところへ沈むとき、砂のほうが粒が大きいので先に沈みます。その上に泥が溜まると、このように地層ができ上がります。

その後、陸側が持ち上がって(隆起して)地層は斜めの状態に。そこから海の波で削られて岩は平らになります。

潮の満ち干きで水が上がったり下がったりするとき、削られるのは軟らかい泥岩だけ。その結果、砂岩が飛び出した「鬼の洗濯板」になるのです。

波が削るスピードと隆起するスピードが絶妙なバランスを取っているのが、この場所ということです。

ところで、気になるのは「洗濯岩」というネーミングです。実際、こんなに大きな洗濯板があったら、これを使う鬼はどのくらいの身長になるのでしょうか?

ちなみに、人間が使う洗濯板はこのくらいのサイズです。

リポーターが手に持っている洗濯板には凸凹がありますが、この凸凹10個分の幅を洗濯板1枚の大きさと考えて検証していきましょう。

まず、普通の洗濯板の凸凹10個分の幅は10cmでした。

一方、「鬼の洗濯板」の凸凹10個分の長さを測ると……

なんと、20mもありました!

リポーターの身長が165cmなので、今回は彼のサイズを基準にします。10cm幅の洗濯板を使う人間の身長が165cmとすると、20m幅の「鬼の洗濯板」を使う鬼の身長は……ここからは動画本編でご確認ください!

ヒントとしては、このくらいの大きさの鬼です。

計算すれば導き出される数値ではありますが、動画ではほかにもおもしろい情報が紹介されているので、本編のほうもぜひ!

【基本情報】

放送日:2024年6月14日

放送局:テレビ宮崎

番組名:#Link

出演:酒井晋一郎

スポット名:鬼の洗濯板

住所:〒889-2162 宮崎県宮崎市青島

(編集:ノオト)

のぞポンライター

寺西ジャジューカ

東京生まれ東京育ち……だけに、地方のおいしいものに憧れがある。子どもが好きそうな食べ物が好き。

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