【ローカル名物人物】勇猛果敢にコスプレと小ボケ！ 秋田放送・藤田裕太郎アナのサービス精神を見よ！
ちょっとした小ボケやコスプレで番組を盛り上げてくれるアナウンサー。視聴者を楽しませようとしている前のめりな姿勢を見るとちょっとうれしくなります。
そんな私が注目しているのが、秋田放送「えび☆ステ」などに出演中の藤田裕太郎アナウンサーです。
藤田アナは、有名マンガのキャラクターから話題の映画の登場人物まで、取材テーマにちなんだコスプレで番組を盛り上げてくれるんです。こちらの衣装も実はとある映画にかけています。
藤田アナ自身が考案しているのか、ディレクターが考案しているのかは私にはわかりませんが、どんなネタでも果敢にやり切る藤田アナの胆力には目を見張るものがあります。コーナーが終わるまで一切コスプレに触れないこともありますし。その独特の空気感もすごい。
今回はそんな藤田アナ出演の動画からおすすめのものを4本紹介させてください。どんなコスプレが飛び出すのか、みなさんもお楽しみに！
■ 秋田オリジナル品種のワカメを伝えるためにひと肌脱ぐ藤田アナ
最初に紹介するのは、男鹿（おが）市・鵜ノ崎（うのさき）海岸から秋田の旬の食材をレポートするこちらの動画。藤田アナ、前髪にヒラタクワガタのようなたくましい角を付けています。いったいどうしたんでしょう。
何やら手に持っているようですが……？
何？
こちらは秋田オリジナルのワカメの「ボタメ系ワカメ」です。全国的に主流な品種と比べると茎が柔らかく、めかぶの甘みが強いのだそう。
ということは藤田アナのあの前髪は……？
『サザエさん』のワカメちゃんだ！ しっかり王道のコスプレをしてくれていました。
コスプレしつつレポートもしっかりこなす藤田アナ、あっぱれです。ここで採れたてのワカメをしゃぶしゃぶでいただくことに。
茶色だったワカメをお湯にくぐらせると鮮やかな緑色に！ こんなに一瞬で色が変わるとはと驚きました。
しゃぶしゃぶしたワカメを食べて「トロットロです！」と驚く藤田アナ。ワカメってしゃぶしゃぶにして食べたことないから気になるな……。
コスプレをしていてもレポートは非常にキレキレで、的確なコメントをしていました。アナウンサーだから当たり前かもしれませんが、滑舌も良くてとても聞き取りやすいなと感じます。
番組の最後はワカメ生産者の鈴木渉さんとツーショットでお別れです。何やら奇妙な構図だな。
最後まで鈴木さんからワカメちゃんのコスプレへのツッコミがないのも不思議でおもしろい。ちゃんとボケつつ、淡々とレポートをこなす藤田アナの仕事人っぷりがわかる動画です。
■ 秋田には「変な家」ではなく“変な弁当”がある？
お次は「変な家」ならぬ、“変な弁当”特集の動画です。超大ヒットしている雨穴『変な家』のパロディじゃん！ もしかしたら志村けんかもしれませんが……。
こころなしか藤田アナも映画『変な家』の主人公に見えてきました。確かに劇中で間宮祥太朗が演じていたキャラクターの服装に似てるな……。これもコスプレの一部なんでしょうか？
向かったのは、地元の採れたて野菜や全国各地から集めた個性的な商品が並ぶ大仙市の「しゅしゅえっと まるしぇ」。果たしてどんな弁当があるのでしょう。
藤田アナが何かを見つけたようです。驚きの表情を浮かべていますが……？
変な弁当だな〜
「醤油フランク飯」は白ごはんの上にフランクフルトソーセージがどっかり乗っかっているだけというシンプルかつインパクト抜群の弁当です。280円という価格もお得すぎてちょっと変。フランクが目に留まるようにとごはんの上に乗せてみたそうです。
フランクを前にした藤田アナ、そのインパクトに思わず笑顔になっています。「醤油風味のフランクフルトの塩気がガツンとくる」とのことで白ごはんとの相性もよさそうです。
私は地方を旅行したときに、どこかのお店に入るのではなく道の駅や産直市場で弁当を買って近所の公園で食べるのが好きなんですよね。秋田にもこの弁当を求めて旅行してみたいな。
そのほか、あまりにシンプルな「げきからぼだっこ飯」という弁当も。“ぼだっこ”とは秋田の方言で塩辛い鮭のことで、あまりに塩辛いので、ほんの一切れでも白ごはんをいっぱい食べられるのだそう。食べてみたい！ それに150円という価格もすごい。
番組後半では、深夜にしかオープンしない入手難度MAXの「変な弁当屋」さんも紹介しています。秋田にこんなに変な弁当があるとは。藤田アナのコスプレは控えめでしたが見応えたっぷりの動画です。
■ ブラウントラウト釣りで、釣り好き藤田アナの本領発揮！
3つ目に紹介するのは、楽天イーグルスアンバサダーの銀次さんとの釣り動画。まさかあの楽天の打撃職人が番組に登場するとは！
藤田アナは釣り用のウェアに身を包んでいます。藤田アナは毎週土曜に「藤田裕太郎の釣バナ」というラジオ番組を持つほどの釣り好き。今回はコスプレではありません。
釣り好きふたりが挑むのは、サケ科の外来種であるブラウントラウト。在来種にとって脅威となることもあり、横手市の悩みの種になっています。
一方、食用に適しているため、観光資源として期待されてもいます。今回は番組でこのブラウントラウトを捕らえておいしくいただこうというワケです。
助っ人の釣り名人・伊藤孝志さんを迎えて、ブラウントラウトが集まるポイントに。それぞれ自前の釣り竿を携えて朝5時から釣りスタートです。
なんと開始5分で藤田アナに当たりが！
釣れたのはサケ科の在来種のヤマメです。狙いのブラウントラウトではありませんでしたがさすがの腕前。表情もイキイキしています。
銀次さんの闘争心に火がついた様子ですがヒットはなく、何度もポイントを変えてチャレンジします。
釣り開始から5時間、銀次さんがブラウントラウトをゲット！ やりました！
銀次さんも「うれし〜！」と満面の笑み。粘った甲斐がありました。藤田アナはヒットはしていませんでしたが大健闘！
その後、横手市の和食居酒屋に移動しブラウントラウトを使った料理をいただくことに。ブラウントラウトのはらこ飯、めちゃくちゃおいしそう……！
銀次さんと藤田アナの釣り好きっぷりがうかがえるこの動画、釣り好きの方は必見です！
■ ダチョウファームではまさかのあのコスプレ！？
最後に紹介するのは、にかほ市のダチョウファームの紹介動画。藤田アナはハンチングをかぶって登場です。
ササキダチョウファームは秋田で唯一のダチョウ専門の農場で、番組放映時点で7羽のダチョウが飼育されていました。ダチョウファームってなかなか珍しいのでは？
ところで今回ダチョウファームに来た目的はというと……？
そう、こちらの卵です。ダチョウの卵はとても大きく、藤田アナの顔ほどもあります。ピッコロ大魔王が吐き出した卵を連想させますね。
果たしてどんな味がするんでしょう？
まずは割った卵を見せてもらいました。卵黄もめちゃくちゃでかいし白身も多い！ スケールの大きさがニワトリの卵とは全然違いますね。卵1個でおなかいっぱいになってしまいそう。
こちらを目玉焼きにしていただくことに。しかし大きすぎて焼き上がりに10分程度かかるので、既に焼いてもらったものを藤田アナが実食します。
「思ってたよりも臭みや癖が全然なくて食べやすい」と話す藤田アナ。大きさに反してあっさりとした風味なのだそうです。気になるな〜。
また、ダチョウ肉を販売するほかダチョウファームではダチョウの卵を使った「ダチョウのたまごアイス」を販売しているそうです。いったいどんな味がするのか気になる！
しかし生産者の佐々木清二さんは「ごめんなさい、忘れてしまった」と申し訳無さそう。
そこで藤田アナが「食べたかったですぅ〜」とかぶっていたハンチングを地面に叩きつけます。コスプレしすぎた反動で爆発したんでしょうか？
そのあと、トン！ と足踏みしてジャンプする2人。あっ！ これってダチョウ倶楽部のあのネタだったんだ！
だから藤田アナはハンチングをかぶっていたんですね。ダチョウにちなんでここまでやるとは。
なんとも言えない間がありました。佐々木さん、付き合ってくれるとは懐が深い。藤田アナの胆力と佐々木さんのやさしさを感じる動画です。
■ 藤田アナ！ これからもコスプレ期待してます！
以上、藤田アナ出演のおすすめ動画を4本紹介しました。
ちょっとした小ネタや取材テーマにちなんだコスプレなど、視聴者を楽しませるサービス精神が旺盛な藤田アナ。ここまでちゃんとやり切るのはさすがです。現場取材や食レポもすごく上手なのでもっといろんな姿が見てみたい！
公式ブログでは「テレビの向こうの皆さんの反応を考えると、本番前にためらうこともありますがこれからも全力で取り組んで参ります」と話していた藤田アナ。きっと視聴者もコスプレを楽しみにしていると思います。これからも秋田のテレビを盛り上げてほしいです！
藤田アナに興味を持った方は以下から動画をチェックしてみてくださいね！
のぞポンライター
神田（こうだ）
山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。
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