NEWS CH.4

【沖縄だけじゃない】愛媛でサトウキビ栽培⁉︎ 強い生命力が耕作放棄地を救う

[愛媛県]

この動画の見どころ!
00:43
糖度19度⁉︎ 甘くておいしい西条産サトウキビ
02:24
愛媛でサトウキビを栽培することになったきっかけは?
04:04
サトウキビから黒糖になるまで

「サトウキビ」といえば、沖縄 ……だけじゃないんです! 人がミニチュアに見えてしまうほど立派に育ったサトウキビが並ぶこの畑は、なんと愛媛県西条市にありました。

育てているのは、自然が大好きだという坂井宏至さん。15年前に沖縄県・西表(いりおもて)島に移住し、サトウキビ工場に勤務するなかで栽培のノウハウを学びました。

坂井さんが愛媛で管理する畑は、元々は耕作放棄地の田んぼでした。自然環境への悪影響はもとより、社会的な問題へも繋がりうる耕作放棄地。その数は年々増加傾向にあり、できる限り再生・活用することが望ましいと言われています。

サトウキビは、干ばつによる水不足で葉が枯れても、雨が降ればまた新たに葉を出すほど強い生命力を持つ作物。その頑丈さから、耕作放棄地の救世主になるのではと期待されているんです。

沖縄などで育てられているサトウキビは1〜3月ごろが収穫のピークですが、愛媛では越冬することができないため、11〜12月に収穫期を迎えます。

草刈機は使用せず、斧を使って次々と収穫していきます。「この作業が好きなんですよ!」と坂井さん。表情から気持ちよさそうなのがビシビシ伝わってきますよ。私も斧で収穫してみたいな〜。

収穫されたサトウキビは、専用の圧搾機の中へ。発生した搾りかすは堆肥にして再利用したり、乾かして薪として使用しているそう。環境への配慮も欠かさない、さすがは自然好きです。

絞ったサトウキビの汁は、昔ながらの直火製法で黒糖へと姿を変えます。ここは甘さや食感を決める最後の仕上げ作業。火を止めるタイミングは、焦げる一歩手前を匂いで見極めると言います。職人技すぎる……!

そしてついに完成した西条産サトウキビの黒糖。酸性の土壌で育てたサトウキビが原料のため、甘さの中に少し酸味のあるすっきりとした味わいに仕上がっています。黒糖ってとにかく甘いイメージがあったのでびっくり! 食べてみたい……!

自然への愛が詰まった西条産サトウキビの黒糖。動画本編では、兵庫県出身の坂井さんが、沖縄移住を経て愛媛県でサトウキビを栽培するまでに至ったきっかけにも迫ります。

【基本情報】

放送日:2024年1月12日

放送局:南海放送

番組名:NEWS CH.4

出演:水口佳美アナウンサー

取材先:ひろし農園

(編集:ノオト)

のぞポンライター

はらつかう

宮城県で生まれ、宮城県で漫画やイラストを描いています!いろんなことを結構頑張れます!

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のぞいてニッポンスペシャル企画
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