沖縄テレビ放送の「ぐしけんさん」。元プロボクサー・具志堅用高さんの冠番組で、スタッフとともに沖縄県内各地を巡り歩きます。今回は海ぶどうの養殖場を見学しに恩納（おんな）漁港へ。

壁に貼ってある貝殻を見て「おいしいよねこれ」とつぶやき、初っ端から具志堅節が炸裂しています。

こちらが皆さんご存知の海ぶどうです。プチプチしてフレッシュな塩気がたまらないんですよね〜。クビレズタという海藻の一種で、ブドウの房に似ていることから名付けられたそう。

海ぶどうって養殖できるんですね。てっきり海に潜って採ってるんだと思っていました。

養殖場に入った具志堅さんも「え〜！？」と驚き。すごい広さです。

案内してくれた銘苅宗和（めかる・むねかず）さんは恩納村漁協で海ぶどうの陸上養殖技術を確立し、名産品に育てた立役者。2011年には農林水産祭天皇杯を受賞しています。

養殖している海ぶどうを見学します。こうやって養殖してるんだ！　海ぶどうの母藻（種苗）を網で挟んで育てているんだそうです。

夏場だと約25日で、冬場だと約50日で育つそう。海水温が影響するため、冬場は成長は遅いけどその分粒が詰まった海ぶどうになるのだとか。どっちも食べてみたいな〜。

一刻も早く試食したそうにしていた具志堅さんは、何個か試食したあと「普段のお店で食べるのと全然違う」とコメントし、「なんでぇ？」と本当に不思議がっていました。

「そのままでも食べられるけど、ドレッシングをかけるともっとおいしい」とのことでさらに試食させてもらうことに。

こちらが海ぶどう丼。つやつやと光っています。居酒屋で単品で見かけることはあれど、ごはんに乗っかって出てくることはないので新鮮なビジュアル。

海ぶどうをタレにつけてぱくり。具志堅さんは「美味いねぇ」と感嘆の声を漏らします。本当においしそうに食べているので見ているこっちも気持ちがいいです。

具志堅さんに丼にタレをかけるのか聞かれた案内人の當山正義さんが「そうっすね」と返しますがこれに具志堅さんが反応！

「ちょっちゅね」って言ったでしょと見逃しませんでした。「ちょっちゅね」は具志堅さんの代名詞ともいえるセリフ。

これには「勝手に使わないでよ」と釘を刺していました。やはりこだわりがあるんだ……！

その後は海ぶどう丼を頬張り笑顔になる具志堅さん。「減量中に食べてもいいかもしれんな」と海ぶどうをすごく気に入った様子でした。

動画ではその他にも海ぶどうの豆知識や、収穫の様子などもたっぷりお届けしています。具志堅さんの予想できない動きには要注目！　ぜひ動画もチェックしてみてください！

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。