アゲアゲめし

沖縄が誇る「ゆし豆腐そば」ってなに!? ふわっふわでおいしそうな郷土料理の魅力に迫る

[沖縄県 浦添市 伊祖 等]

この動画の見どころ!
00:45
ゆし豆腐そば、登場!
00:56
ゆし豆腐そばが誕生したきっかけ
01:12
ゆし豆腐そばのつくり方
02:58
ゆし豆腐そばのスープがおいしい理由

「ゆし豆腐そば」ってご存知ですか? ……いや、その前に「ゆし豆腐」はご存知でしょうか。

ゆし豆腐は、沖縄の郷土料理。豆乳に塩とにがりを入れ、枠に入れて固める前のやわらかい豆腐を指します。おぼろ豆腐をだし汁でいただく料理と言えば、わかりやすいかもしれません。

そして、このゆし豆腐を沖縄そばにトッピングしたものが、ゆし豆腐そばです……なんて説明で、果たして本当にわかっていただけたのでしょうか?

おそらく、伝わっていないと思います。ならば、動画をご覧いただきましょう! 今回、一行が訪れたのは“ゆし豆腐そばの元祖”と呼ばれるお店「高江洲(たかえす)そば」(沖縄県浦添市)です。

そして、こちらが噂の「ゆしどうふそば」です。ふわっふわでおいしそう!

ところで、どうしてこのお店が“ゆし豆腐そばの元祖”なのか、歴史を掘り下げたいと思います。ある日、来店した二日酔いのサラリーマンがこんなリクエストをしてきました。

サラリーマン 「沖縄そばを食べたい。だけど、ゆし豆腐も食べたい」

先代の店長 「だったら、ゆし豆腐を上にのせるね」

上記のやり取りを経て、奇跡的に生まれたのがゆし豆腐そばです。

つくり方は、ちょっと変則。最初に麺をさっと茹で、昆布をのせます。そして、豚ダシのスープを注ぎ、麺に馴染ませます。この「馴染ませる」工程が、特にめずらしいですね。

そして、お待ちかね! ゆし豆腐をたっぷりのせていきます。

最後に、豚肉と玉子とネギをのせたら完成!

見るからにおいしそうですが、実際においしいんです。特におすすめは、やっぱりお豆腐でしょう。大豆の味が濃厚で、食感は“プルプル”です。大豆のエキスがたっぷり染み込んだスープも絶品!

さらに、豚骨とカツオの出汁と昆布の煮汁も加わるので、奥深いスープに仕上がります。味付けに使われるのは島マース(沖縄の海水などでつくられる塩)で、結果的に体に染みわたるやさしい味へと着地します。

やさしいといえば、お店の姿勢も同様。豆腐は40年以上同じ工場から仕入れているし、麺は50年以上同じ製麺所から仕入れているそうです。その一途さが響きますよ。

50年変わらないおいしさと一途さが、信頼につながっているわけです。沖縄に行ったときは、このお店のゆし豆腐そばを食べたい!

【基本情報】

放送日:2022年11月4日

放送局:沖縄テレビ放送

番組名:アゲアゲめし

出演:嘉数ゆり、大川豊治アナウンサー

店名:高江洲そば

住所:〒901-2132 沖縄県浦添市伊祖3-36-2

(編集:ノオト)

のぞポンライター

寺西ジャジューカ

東京生まれ東京育ち……だけに、地方のおいしいものに憧れがある。子どもが好きそうな食べ物が好き。

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