先に登場したのは、たかなべギョーザ2代目店主・武末哲治さん（44）。手には自店の餃子を持っています。実は高鍋町民には、お土産に餃子を渡す習慣があるそうです。

そして、その後すぐに餃子の馬渡の3代目店主・馬渡陽一郎さん（49）が登場。もちろん、手には餃子を携えています。

二人は対面すると、挨拶もそこそこに「名刺交換」ならぬ「餃子交換」を。

このたどたどしい雰囲気にモニタールームで待機する武田華奈アナも、思わず緊張してしまいます。

場が整ったところで、ようやくサシ飲みがスタート！　お互いの餃子を食べながらの本音トークが始まります。

それぞれの餃子を「やっぱりおいしい」と口を揃えて話す二人。

今でこそお互いの餃子を食べられる関係になったものの、変なライバル意識があったため、最近までなかなか口にする機会がなかったのだとか。

転機が訪れたのは2014年、テレビ宮崎の番組の餃子企画。なんと、二人が会話をしたのはこの時が初めて！　

実は、お互い話すためのきっかけを探していました。その理由は、県外のイベントへの出店などを経て、餃子の町・高鍋の知名度の低さを痛感したため。

その後、二人はタッグを組み、県内外で次々と餃子フェスを主催！　今では二人は高鍋町を超え、宮崎県の餃子ブランド確立の立役者となりました。

かつての歪なライバル関係から、今では心地よいライバル関係になった、高鍋町の2大餃子店。番組終盤では「ずっとこの関係でいたい」というほっこりする言葉もこぼれました。

動画本編では、実は同じ人物の想いから始まった2大餃子店のルーツや、ライバル関係にさらなる火をつけた出来事など、ここでは紹介しきれなかったエピソードが盛りだくさん！

二人の激アツトークをぜひ、動画でご覧くださいね。

のぞポンライター
タクミン
海鮮とお肉を中心に食べることが何よりも好きな関西人。定期的にローカルフード満喫旅をしている