ゆ~わくワイド
【心臓を捧げよ】『進撃の巨人』ラッピング列車が日田を走る デザインも世界観も完璧!
[大分県 日田市 元町 等]
大分県日田市の日田駅のホームに、こんな列車が入ってきました。
人気漫画『進撃の巨人』がラッピングされた列車の運行が2024年6月1日より始まったのです。博多と大分や別府を結ぶ特急「ゆふ」の車体を見ると、2両の側面に『進撃の巨人』に登場する巨人や調査兵団の姿が描かれていました。
踏切でリヴァイ兵長と目が合うと、思わず「ヒィ……」となってしまいそう!
このラッピング列車は、福岡県と大分県、JRグループが共同で開催する観光キャンペーンを盛り上げる目的で作られました。日田市が取り組む「進撃の日田」とJR九州によるコラボ企画です。
運行初日、日田駅で行われた出発式では見事に世界観が貫かれていました。田村直樹駅長が「進めぇえええええ!」と出発合図を出すと、ファンや関係者ら約200人が胸に手を当てて応える姿は壮観! ちゃんと「心臓を捧げよ」のポーズをしていますね……。
というか、なぜ『進撃の巨人』なのでしょうか? 理由は、作者である諫山創(いさやま はじめ)さんが日田市出身だから。「進撃の日田」、なるほどです。
読者ならば、日田に行かなくてはならない使命感が芽生えたのでは? 事実、式典には多くの熱いファンが集結していました。
「もう、来るしかないなと思って(笑)。もちろん、わざわざ来たかいがありました。来てよかったです!」(『進撃の巨人』ファンの女性)
もしかしたら、ラッピング列車に乗るために海外からファンがやってきてもおかしくない気がしますよね。
加えて、作品の世界観がさらに楽しめるよう日田市内のトンネル出入り口には物語に登場する巨大な壁の紋章や「壁の中の巨人」なども描かれました。
ラッピング列車の車体が赤というのが、超大型巨人の外見をイメージさせてまたいいですよね。夜に遭遇したら、ちょっと怖いような気もしますが……。
ちなみに、『進撃の巨人』ラッピング列車の運行とトンネルの壁のアートは8月下旬で終了しました。9月以降はすでに“駆逐”されているので、ご注意ください……!
【基本情報】
放送日:2024年6月3日
放送局:テレビ大分
番組名:ゆ~わくワイド&News
取材先:日田駅
住所:〒877-0013 大分県日田市元町11-1
(編集:ノオト)