every.しずおか

『東海道五十三次』に描かれた老舗で、とろろ汁のおいしい食べ方を教わってきた

[静岡県 静岡市 等]

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この動画の見どころ!
02:17
『東海道五拾三次』に描かれていたとろろ汁の老舗
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自然薯をおいしくおろすコツ
05:01
麦とろのおいしい食べ方

たまに、山芋やオクラといったネバネバ系の食品が欲しくなるのはなぜなんでしょうね? 特に、すりおろした山芋(自然薯)でつくったとろろ汁は無性に食べたくなっちゃいます。

というわけで、今回訪れたのはこちら。

静岡市丸子にある「丁子屋(ちょうじや)」は、とろろ汁の老舗。丸子の名物はとろろ汁だそうですよ!

さすが、老舗。お店に入るといきなり囲炉裏がお出迎えしてくれました。なにしろ、創業は1596年! 江戸時代が始まるちょっと前の慶長元年にあたります。

店内には歴史資料館が併設されており、そこには『東海道五拾三次』(作・歌川広重)の浮世絵が展示されていました。

特に驚くべきは、この絵。広重の『東海道五拾三次 丸子 名物茶店』に描かれているのは、まさに丁子屋では? と言われているそうです。たしかに、看板に「名ぶつ とろろ汁」と書いてある!

そして、その横には赤ちゃんをおんぶしながら接客する女性も描かれています。丁子屋の14代目を務めている丁子屋平吉さんが、感慨深げに解説します。

「僕のひいひいひいひいひいひいばあちゃんぐらいです。7代くらい前ですね」

そんな由緒正しき老舗が提供してくれるとろろ汁、気になりますよね? 今回は特別に厨房へお邪魔し、ご家庭でも実践できる“自然薯をおいしくおろすコツ”を教えてもらいました!

ポイント①自然薯は皮をむかずにおろす

皮に含まれた栄養を逃さないのと、自然薯特有の風味がより出るのが理由です。

ポイント②すり鉢でゆっくり優しくする

おろした自然薯をすり鉢でゆっくりすると、なめらかで粘りの強いとろろになります。

はい、ここから大注目! 丁子屋では、このタイミングで焼津産のカツオを使ったみそ汁を投入するとのこと。多くの家庭は醤油を入れがちですが……。

「静岡県はわりとみそ汁仕立てが多いですね」(丁子屋さん)

これらのポイントを抑えて完成した、たっぷりのとろろ汁がこちら! おひつに入った麦飯にたっぷりかけていただきます。

ここからも必見ですよ。丁子屋さんが麦とろのおいしい食べ方を教えてくれます! やはり、いくつかのポイントがあるのですが……気になる方は動画本編を確認してくださいね。

「食べ方一つ、作り方一つで全然味わいは変わってくると思います」(丁子屋さん)

丁子屋さんが教えてくれたポイントを抑えつつ、こんな感じでとろろ汁をかっ込んだら、さぞかしおいしいでしょうねえ!

【基本情報】

放送日:2024年7月24日

放送局:静岡第一テレビ

番組名:every.しずおか

出演:高山基彦アナウンサー

店名:丁子屋

住所:〒421-0103 静岡市駿河区丸子7-10-10

(編集:ノオト)

のぞポンライター

寺西ジャジューカ

東京生まれ東京育ち……だけに、地方のおいしいものに憧れがある。子どもが好きそうな食べ物が好き。

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