北日本放送の「かいこと ～高原兄のわらしべ長者の旅～」。シンガーソングライターの高原兄さんが運任せで富山県内を散策し、出会った人とモノを交換する旅です。ちなみに「かいこと」とは、富山弁で “交換” の意味。

富山県立山町を散策する全4回の完結編です。いったいどんなモノと交換するのでしょう？

さっそく出会ったお父さん。番組のことも知っているご様子。

帽子に付けた缶バッチはなんと家紋。ちょっぴりクセのありそうなお父さんと“かいこと”成立！　さっそくお家にお邪魔させてもらうことに。

お父さんが取り出したのは、わざわざ「立山に採りに行く」という食品が詰まった謎の缶詰。これは期待が高まります。

軒先で缶詰を開けてくれるお父さん。高原兄さんと森本千瑛アナウンサーも神妙な面持ちで見守ります。なんだか不思議な光景ですね。

果たしてその中身とは？

うおぁぁぁ〜〜〜っ！！

と、大興奮の高原さん！ 缶詰の中身の正体は「すす竹」でした。すす竹とは、一般的には根曲がり竹と呼ばれる山菜のこと。

すす竹にマヨネーズをたっぷりかけていただきます。こりゃおいしそうです。

うまぁい！　

と高原さん再び大興奮。そのおいしさに身震いしています。この土地だからこそ味わえる新鮮なおいしさです。森本アナも「移住を検討しようかな」と話すくらいのおいしさ。そこまで言うなら食べてみたいぞ！！

そして話を伺ううちに、お父さんは日本百名山を全部制覇するなど並々ならぬ経歴の持ち主ということが判明。お母さんも「行ける範囲で」とは話しますが20山くらいは登ったそうです。お父さんはもちろん、お母さんもすごいぞ……！

一家代々立山ガイドとして活躍しており、山に深く関わりのある家系だったんです。富山県民初のエベレスト登頂を果たした佐伯知彦さんは息子さんだそう。

高原さんがお父さんに山の魅力を尋ねたところ、「山が私を呼んでいる」とひとこと。やはりこのお父さん只者ではなかった！

動画ではそのほかたくさんお話を伺っていますよ。こうしたすごい人に思いがけない出会いをするのが街ブラ企画の醍醐味。次はどんな人に出会うのか楽しみです！

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。