わさびの生産地といえば長野県安曇野（あづみの）市。中でもここ「大王わさび農場」は、北アルプスからの豊富な湧水に恵まれ、わさび田としては日本一の広さを誇ります。

年間約100トンも生産される広大なわさび田には、冬から春先にかけてわさびの花が一面に咲きます。ツーンと辛い味の印象とは裏腹に、小ぶりのお花が可憐でかわいい！

どうやら長野県民の皆さんにとって、わさびの花を食べるのは当たり前なんだとか。オススメの食べ方は、春野菜独特の苦味が楽しめる天ぷら。山菜の天ぷらみたいでめっちゃ美味しそう……！

さて、園内のレストランの料理長に、わさびのおいしいすり方を教えてもらいましょう。しかも採れたてです。最高！

「回しながらすっていく感じですか？」と丸い先端をすりおろすテレビ信州の藤原里瑛アナウンサー。私もそう思う……というかそれ以外にあるの？

どうやら少し異なるようです。料理長によると、わさびは丸い先端とは逆の“茎の部分”からおろすと、よりおいしさがUPするんだとか。茎には水分が多く含まれるため、まろやかな風味になるんです。

「わさびは笑いながらすれ」とも言われるように、力を抜いて優しくおろすのもポイント。すり方やすりおろす部分で風味が全然違うんだから不思議だ……。

そして実は、もっと辛くおろす方法もあるらしいです。なんと、砂糖を少し付けて素早くすると強烈な辛さに！ 辛くするために甘い砂糖を使うっていうのが裏技感あって面白い！

見た目に変化はありませんが、果たして本当に辛くなっているんでしょうか……？

果敢にも実食する藤原アナと、それを見て完全に楽しんでいる料理長の掛け合いは動画本編でお楽しみください！

のぞポンライター

はらつかう

宮城県で生まれ、宮城県で漫画やイラストを描いています！いろんなことを結構頑張れます！