ここに来ると、いろいろな体験ができるらしい。まず、お寺だからこその体験として、写経や切り仏（仏様の切り絵）や写仏（仏様を写し描く）に挑戦できます。

それぞれの願いやレベルに合わせ、いろいろなものが用意されているそう。今回は、日本海テレビの左右田禎子アナウンサーと岡村尚子レポーターが、切り仏と写仏をやってみました！ 上手いか下手かは関係なく、自分の願いや思いを込めて丁寧に取り組むことが大切です。

ここまでは、まだわかる。なんと、清元院では本堂で“お寺ヨガ”を行っているとのこと。

なぜ、お寺でヨガを？ 実際にヨガを体験した左右田アナウンサーが、感想を教えてくれました。

「寝ポーズをしたときに天井に描かれた龍と目が合ったので、身が引き締まりました」

あと、お寺の澄んだ空気を吸いながら体を動かすと、より体が浄化する気持ちになれるみたいです。住職の井上英之（えいじ）さんが詳しく説明してくれました。

「お寺の持ってる空気とか雰囲気や力は絶対にあるので、それを皆さんにも味わってもらいたい」

“お寺ヨガ”が終わると、住職がもてなしてくれる“お寺カフェ”でまったり楽しいおしゃべりを。

ところで、なぜこのような試みをしているのでしょう？ 実は、住職にはこんな思いがありました。

「皆さんにお寺にやってきてもらって、楽しいことや癒やされることをたくさんしていただき、笑顔になったりホッとした状態で帰っていただくのがお寺の大事な役目です」

「お寺に行く」という行動そのものにハードルの高さを感じていただけに、こういう試みをしてくれるのは大歓迎です！

のぞポンライター

寺西ジャジューカ

東京生まれ東京育ち……だけに、地方のおいしいものに憧れがある。子どもが好きそうな食べ物が好き。