熱血テレビ

海底が水浸しにならないのはナゼ? 「関門トンネル」の安全を保つ技術に迫る

[山口県 下関市 みもすそ川町 等]

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この動画の見どころ!
02:28
関門トンネル内の空気を換気する「立坑」
05:15
地下水や海水を排出する「水抜立坑」
08:33
1日4800トン汲み上げる排水ポンプが稼働!

本州と九州を隔てる関門海峡の海底につくられた関門トンネル。車道に加え、世界的にも珍しい海底の人道トンネルがあります。今回はそんな人道トンネルの知られざる裏側に迫ります!

まず案内されたのは「下関立坑(たてこう)」と呼ばれる場所。「立坑」ってなかなか聞き馴染みのない言葉ですよね。一体どんな役割なんでしょうか?

ズバリ「立坑」とは、換気をしてトンネル内の空気をキレイに保ってくれる設備なんです。関門トンネルは海底に位置していることから自然換気が難しく、立坑がないと排気ガスなどが充満してしまうそう。めっちゃ大事な設備だった……!

一つの立坑には、新鮮な空気を送る送風機と、汚れた空気を排出する排風機がそれぞれ3機ずつあります。我々が安心してトンネルを通過するために、こんなに大きな機械が何台も作動しているなんて……!

そしてもう一つ案内されたのは、「水抜立坑」という設備。地下67m、車道トンネルの真横に位置する水抜立坑は、先ほどとは全く違った雰囲気を醸しています。

こちらはその名の通り、トンネルに染み出してきた地下水や海水を排出する役割を持っています。水抜立坑がなければ、およそ1〜2時間ほどで浸水してしまうそう。それは大変だ!

トンネル全体での1日の排水量は、なんと4800トン! 25mプールに換算すると16杯分‼︎ 海底トンネルってロマンがあるけど、裏では並々ならぬ管理が行われているんですね……。

水抜立坑の中央部には水を貯めておく場所が。そこから水を汲み上げ、傾斜を利用してそれぞれの立坑のポンプに流します。

大量の水は、大きなポンプによって20分おきに排出しているのですが……。

‼︎‼︎

談笑中だったにもかかわらず、思わずびっくりしてしまう大きな音が。その正体は、さすが1日4800トンの水を排出するポンプ……音が凄まじい!パワーを感じる排水の様子はぜひ動画でご覧ください!

関門海峡に架かる「関門橋」の改修工事の裏側にも迫っているので、この動画を観て興味が湧いた方は見てみてくださいね〜!

【基本情報】

放送日:2022年1月20日

放送局:KRY山口放送

番組名:熱血テレビ

出演:武藤ひさこ

取材先:関門橋

住所:山口県下関市みもすそ川町

(編集:ノオト)

のぞポンライター

はらつかう

宮城県で生まれ、宮城県で漫画やイラストを描いています!いろんなことを結構頑張れます!

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