ゴジてれChu!
【スイーツシティ】アイスクリームの家計支出額全国1位は「福島市」って知ってた?
[福島県 福島市 等]
いきなりですがクイズです。家計調査(2023年)支出金額で福島市が全国1位になっているものは一体何でしょう? 全国1位というから相当ですよ……。
正解はアイスクリーム・シャーベット! 1世帯当たりの支出額が1万4401円と、全国平均より約3000円も高いんです。ちなみに「福島といえば桃」と思い浮かべたあなた、桃も福島が全国1位なので正解です。
それにしてもなぜこんなに人気なんでしょう。福島市のジェラート店「ハニービー」に去年の売り上げについて聞いてみました。
スタッフの一ノ瀬愛さんは「例年通り賑わった」と前置きしたうえで「温暖化の影響で福島の温度も40℃に迫るくらい暑い日が何日も続いた」とお客さんが来た理由について分析していました。暑いとアイス食べたくなるからな〜。
ちなみに2023年8月5日には福島県伊達市で最高気温40℃と観測史上第1位の暑さを記録したのだそうです。2022年と2023年の気温を比べてみると、平均気温が1℃上昇していて、それもアイスクリームが売れた要因ではないかということでした。
以上の理由を聞くと確かにアイスの支出金額が第1位なのもうなずけます。そのほかにプリンとチョコレート菓子も家計調査(2023年)支出金額全国第1位とのことで、福島市は日本一のスイーツシティと言っても過言ではありません。
そんな福島市には特色あふれるユニークなアイスクリーム屋さんがたくさんあります。
こちらはペットグッズとジェラートの店「B&E」です。ペットとアイスってまさかの組み合わせ!
併設された病院の医師でもある店長の荻原雅彦さんは「私が犬好きで仕事中癒やされたいのと、患者さんも犬を見て癒やされると考えて作った」と開業のきっかけについて話していました。「ワンちゃんが食べても安全」ということでジェラートも販売することになったのだとか。
ちなみにペットフードも家計調査で全国支出ナンバーワン。すごいぜ福島市!
会津のひとめぼれを使った人気のジェラートを井上千沙アナウンサーが実食。「ミルクのジェラートが口の中でスッと溶けた後、お米だけが口の中に残る」と話していてまさに新食感とのこと。食べてみたいな〜。
次にご紹介する会社もまさかの組み合わせでジェラート事業を始めていました。
福島市の野田鉄工は、捨てられるはずだった日本酒の酒粕や果物を買い取ってジェラートにして販売しています。商品の名前は「MOTTAI」。もったいないから名付けたブランドで、完熟桃ソルベは90%以上が桃なのだそう。
しかし、鉄工所がジェラートを作っているのってどうしてなんでしょう?
専務取締役の阿部知浩さんは「先代の社長が『時代にあった部門を作りなさい』という遺言を残した」とジェラート事業を始めた理由について話していました。
廃棄される予定だった食べ物を活かすこともできるし、新たなブランディングになるし一石二鳥! それに鉄工所って溶接などしてすごく暑そうだから、アイスがあればみんな笑顔になりますね。
それにしても福島市でここまでアイスが人気だとは驚きました。気になった方はぜひ動画をご覧ください。今度福島に行ったときはアイスを食べまくるぞ〜!
【基本情報】
放送日:2024年3月6日
放送局:福島中央テレビ
番組名:ゴジてれChu!
出演者:井上千沙アナウンサー
店名:ハニービー(〒960-2156 福島県福島市荒井字山神下17-14)、B&E(〒960-8153 福島県福島市黒岩字浜井場16-1)、野田鉄工(〒960-8055 福島県福島市野田町7-9-3)
(編集:ノオト)
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[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
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