大分県を代表する温泉地、由布院。街を走る辻馬車は由布院観光の名物です。観光客を乗せて、ひづめの音をカポカポと鳴らしながら由布院の街を周遊します。

美しい毛並みの白馬の名前はユキちゃん。御者の佐藤さんと共に21年間に渡って活躍する大ベテランです。中には年に何度もユキちゃんに会いに来る大ファンもいるのだとか。

誕生からもうすぐ50年。今でこそ町民や観光客から親しまれる辻馬車ですが、始まる前には大変な苦労があったのだとか。動画では街と辻馬車の歴史をお伝えしているので、ぜひ動画で由布院の魅力を感じてみてくださいね。

岡山県笠岡市は“ラーメンのまち”として知られ、個性あふれるご当地ラーメンが盛りだくさん。そんな笠岡のラーメン店34店舗をめぐる「ラーメンタクシー（ラータク）」が、2023年7月1日〜9月30日の間笠岡の街を走りました。

ラータクでは自分の希望の店はもちろん、運転手さんおすすめのお店を巡るコースもあり、動画では運転手さんイチオシの王道と変化球の2店舗へ訪問。

なんでも笠岡ラーメンは親鳥（卵を生まなくなった老鶏）のチャーシューが特徴なのだとか。動画を見ていると無性にラーメンが食べたくなってきました！　筆者もいつかラータクに乗って、笠岡ラーメンを堪能してみたい！

沖縄の伝統船「サバニ」。今から約300年前の琉球王国時代に、中国の交易品として重宝されたフカヒレをとるためにサメ漁の船として活躍していました。

そんなサバニは、今ではマリンスポーツとして親しまれています。伝統が現代で形を変え、未来へとバトンをつないでいるんです。

サバニに欠かせないのが、宮崎県・日南市の名産の飫肥（おび）杉。でも、どうして遠く離れた沖縄で宮崎県の木材が使われているの？　真相はぜひ動画を見てみてください！

荷物の運搬や農作業など、岩手県民にとって非常に馴染み深い“牛”。中でも岩手の名物の1つ「いわて短角牛」は、赤身肉のおいしさで数多くの食通を唸らせてきました。

そんな短角牛ですが、実は革素材も一級品！　熟練のなめし職人からは「牛革素材の最高峰であるイタリアンレザーに匹敵する」とお墨付きを得ています。

こちらは盛岡市にある工房「岩手革」が、いわて短角牛の革を加工した製品です。柔らかくなめらかで、使い込むたび味が出る逸品。かつて飲食店を営んでいた同工房代表の中村俊行さんが、短角牛の魅力を食以外でもアピールできないかと加工を始めたそうです。

動画ではその品質の高さや長く使い続けられるデザイン、牛と人のストーリーについてもご紹介。詳細はぜひ動画にてチェックしてくださいね。

愛媛県・松山市の道後温泉は全国的に名を知られる観光地。そんな道後では、2023年4月14日から2024年2月29日までアート＆クラフトをテーマにした芸術祭「道後アート2023」が開催されています。

道後アート2023でシンボル作品を制作したのは、フランス出身の建築家でアーティスト・デザイナーであるエマニュエル・ムホーさん。道後商店街のアーケード約150mを、100色のグラデーションで彩る「100 colors no.42」を展示しています。その壮大さと美しさはぜひ映像で確かめてもらいたい！

動画では展示のほかにも、オープニングイベントで披露された迫力たっぷりのダンスの様子もお伝えしています。まるで温泉の熱気を彷彿とさせるようなアツさです！

■ 全国にはユニークな活動が盛りだくさん！

短角牛のレザー製品やラーメンタクシーなど、全国の特色を生かした活動にまつわる動画を5つお届けしました。

みなさんが気になったものはありましたか？　ぜひ動画ページ下にある「なるほどですね〜」ボタンを押して、教えてください！

（編集：ノオト）

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。