水の青に山の緑と、見渡す限りの自然にあふれる蔦沼（つたぬま）。ブナの木が生い茂り、深呼吸したらとっても気持ちよさそう！

青森県十和田市には、「蔦の七沼」と呼ばれる湖沼群があり、蔦沼はその中のひとつ。蔦温泉から「沼めぐりの小道」を歩いて、赤沼を除く6つの沼を散策することができます。

蔦沼からブナの原生林の中の歩道を20分ほど歩くと見えるのが、長沼。雪解け水の量で大きさが変わる沼です。『もののけ姫』を彷彿とさせる神秘的な自然を感じることができます。

ちなみに沼と池の違いって何なんでしょう。スイスの湖沼学者・フォーレルによると湖より浅く底に植物が生育しているものが「沼」、湖沼より小さく人工的に出来たものが「池」と呼ぶそうですよ。

緑の中に赤のコントラストが映えるヤマツツジ。とてもきれいです。

沼に集まる動物をはじめ、自然をたっぷり味わえる風景をぜひ動画でも見てみてください。

見渡す限り緑の木々の大パノラマ！　緑の中にそびえるのは青森県青森市にある「城ヶ倉大橋」です。橋の長さは360mあり、谷底までは122mあります。

それにしてもすごい景色ですよね。いったいどうやって撮影しているのでしょうか……。

そう、ドローンで空中から撮影しているんです。動画では、新緑の八甲田連峰から里山へ、浅瀬石川ダムとそこに広がる虹の湖の美しい自然をドローンからお送りしています。

里山の山並みや浅瀬石川ダムのドローン撮影だけでなく、ご当地グルメの紹介も。屋台村の「もちもちドーナツ」、とってもおいしそう！

ドローンの高い視点から自然を眺めてみると、あらためて自然の雄大さと美しさに気付かされます。まるで自分が鳥になったような景色を楽しめる今回の動画、必見です！

山奥にあるなんとも風情ある旅館。岩手県花巻市の「鉛温泉 藤三旅館」です。

総けやき造りの建物で、宮沢賢治など数々の文豪が愛した600年の歴史を持つ温泉宿。テレビ岩手の磯水菜リポーターが現地を訪れました。

古くから湯治場として栄えた藤三旅館には、長期滞在が可能な「湯治部」が設けられています。キッチンもあるので食材を持ち寄って自炊も可能。

こんな夢みたいな場所があったなんて……。毎日起きたら温泉に入り、ご飯食べて寝て温泉に入って、といった生活に憧れます。

さて、肝心の温泉を見てみましょう。

高さもありすごい景色！　「白猿の湯」は1.25mの深さで、全身すっぽり肩より深く浸かることができます。足元から源泉が湧き出しお肌もしっとりすべすべ。

これには磯リポーターもにっこり笑顔。宿には全部で4つの浴場があり、それぞれ趣の異なる湯を楽しむことができます。

宿のお部屋や温泉のほか、岩手県産の食材を使った絶品のお料理なども、動画本編でご堪能くださいね。

石川県かほく市の「道の駅高松」は海を望むロケーションの良さで知られる道の駅です。テレビ金沢の久保結アナが案内人を務めます。訪れたのは日没前の夕方。いったいどんな景色を見ることができるのでしょう。

美しい夕陽と、道の駅の名スポット「ブドウのオブジェ」のコントラスト！

久保アナもすごいはしゃぎっぷりでした。まさにアオハル。

道の駅には足湯も併設されていて、体をほっこり温めてくれます。かほく市特産のさつまいも「かほっくり」を使った「ホクホクかほっくりのあったかラテ」もとってもおいしそう。久保アナも顔をほころばせています。

こんな景色のいいところにドライブに来れたらすごく気持ちいいだろうな……。久保アナの天真爛漫さにも、元気をもらえる動画です！

きれいな海に沈む趣たっぷりの海中ポスト。なんだか世界の終末のような雰囲気も感じさせます。

この海中ポストがあるのは沖縄県・北谷町の宮城海岸。2016年に、北谷町のダイビングショップの有志たちの手によって設置されたのだそうです。

北谷町の海は魚がいっぱいできれいな自然にあふれています。柔らかいサンゴ「ソフトコーラル」が一面に生えていてまるでお花畑のよう。

番組では、ダイバーが水中ポストに「にぎやかな海がもどりますように！」と祈りを込めた手紙を投函していました。

番組放送当時はコロナ禍真っ只中の2020年。宮城海岸は磯遊びスポットとしても知られ、ダイバーやサーファーが集まってにぎわいますが、2023年現在はもう戻っているのでしょうか。

きれいな音楽と共に、美しい水中散歩の様子を動画で楽しんでみてはいかがでしょう。

■ いつまでも守り続けたい景色

山々の緑や風情ある温泉宿、美しい夕陽や海など5つの風景を紹介しました。

筆者も全国にこんな素敵なところがあったんだと驚きです。美しい風景を他にも見たい方はぜひ今回の動画や他の動画もご覧くださいね。

（編集：ノオト）

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。