愛媛県中央部の久万高原町は2021年、コロナ禍において超ソーシャルディスタンスを守った移住体験ツアーを企画しました。

久万高原町は2021年の雑誌企画「住みたい田舎ベストランキング」で全国1位に輝いています。人口密度が低いこともあって密を避けやすい環境にあるそうで、他人と適度な距離感を保って過ごせるいい環境！

ツアーでは久万高原町役場の車と参加者の車の2台で町中を回りました。その連絡手段はトランシーバー。見事に密を避けていますね。

久万高原町では定住する人に向けた空き家バンクも整備されていて、改修費用の補助も行っています。また、お試しで住んでみることもできるそう。

都会の人の多さや電車通勤に疲れた人は、久万高原移住、アリかもしれません。

香川県丸亀市広島町の一棟貸しの宿「ロックガーデン宿ー星＆海」。2023年7月に空き家を改修してオープンしたゲストハウスです。

地方に移住してみたいなと思っていても、いきなり移住するのは大変。そう考えている人に向けて、丸亀市広島町ではお試し移住体験の仕組みがあります。

ここでは豊かな自然と美しい景色を楽しみながら島暮らしを体験できます。もし住んだら庭に何を植えようかとかいろいろ考えちゃいますね。

丸亀市は2015年から離島空き家のリフォーム補助金を出しており、対象地域には200万円を上限に改修費の90％を補助してくれるそう。こんな背中を押してくれる制度があるとは。

動画ではその他にもお家の雰囲気や、制度の狙い、また移住者の声などをお届けしています。「いつか海の見える古民家でのんびり暮らしたい…」と考えている人は動画をチェックだ！

ここからは移住した方々のお話をご紹介。自然豊かな宮崎県の最南端・串間市で出会った田上さんと甲斐さんのふたりが、美しい海を背景にサシ飲みをしています。こんなところでお酒が飲めるなんてとても贅沢！

串間名産のトビウオなどの刺身盛り合わせ。つやつや光ってとてもおいしそう。

串間に魅了され、地域を盛り上げる活動を通して出会った2人。出会いのきっかけや串間でのエピソードを話しながらお酒が進みます。動画で見ているとまるで居酒屋の隣のテーブルの会話を聞いているような感じがして不思議です。

これから移住を考えている人はぜひ動画を見てみてください。2人の話がきっとあなたの背中を押してくれるはず！

きれいな青色に染まったTシャツ。こちらは、ジーンズなどでよく知られる藍（インディゴ）で染めたものです。

清水裕太さんは転職をきっかけに愛媛県松野町（面積の約8割を森林が占め、「森の国」と呼ばれる町）に移住。現在は藍を育て、藍染めの原料となる「すくも」を生産する藍農家です。あの藍色ってこんな植物から生まれてるんだ！

そんな清水さんはホテルで働きつつ、藍農家を兼業するパラレルワークで生活しています。会社と農業の二刀流、なぜそのような働き方をしているのでしょう。

動画では藍染めの様子や、ホテルで働きながら藍農家を続ける理由などたっぷりお伝えしています。これから地方移住を考える方は大きなヒントになるかもしれませんよ！

岡山県美作（みまさか）市上山地区に移住してきた松原徹郎さん・久美さんご夫婦。元植物調査員と元薬剤師の強力タッグで、使われなくなった棚田を再生する活動に加わっています。

徹郎さんが里山に生える薬草の採集や里山での桑の栽培などを手掛け、久美さんが薬草を加工してお茶やふりかけなどを制作されています。それぞれの経験とノウハウを十分に活かせる暮らしに憧れちゃいますね。

動画を見ると里山の雰囲気も体験でき、おまけに薬草にも詳しくなりますよ。動画で美しい里山を体感してみてはいかがでしょう。

■ 移住を考えている人は必見！

愛媛県や香川県、岡山県など、地域の雰囲気が伝わる動画を5つお届けしました。

住んでみたい地域はありましたか？　もし気になった動画があればぜひ各動画ページ下にある「なるほどですね〜」ボタンを押して、教えてください！

（編集：ノオト）

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。