【動画】いろんな愛の形にジーンとする、寒い季節にぴったりな心温まるエピソード5選
最近、夏の異常な暑さが嘘のように寒くなってきましたね……!
寒い冬には鍋やおでんもいいですが、心温まるほっこりエピソードなんていかがですか? 今回は思わずほろりと涙してしまうような、愛に溢れる動画を5つ集めてみました!
■ 宮崎地鶏の先駆者と、その背中を見てきた息子 十数年ぶりの親子サシ飲み
■ 地元で愛され続ける中華料理店 父との別れを乗り越えた“息子の味”
■ 「薫ちゃんに伝えたい……」 10年5ヶ月、認知症の妻を思い書き続けた日記
■ 36年休まず続く老舗「花の湯温泉」 家族5人6脚で紡ぐ歴史
■ 日本に馴染めない南米の子どもたちへ…… 沖縄の名曲「勝利のうた」に込められた思い
■ 宮崎地鶏の先駆者と、その背中を見てきた息子 十数年ぶりの親子サシ飲み
ブランド地鶏「みやざき地頭鶏」の炭火焼きをアテに、サシ飲みする2人。炭火焼きの名店「ぐんけい」創業者の黒木 賢二さんと、息子の誠也さんです。
「みやざき地頭鶏を日本一にしてみせる」という思いでがむしゃらに働き続けた賢二さん。たった10坪で始めた店も、いまでは自社養鶏場を持つまでに拡大。ヘラで豪快に焼き上げる炭火焼きは宮崎の名物になりました。
そして誠也さんは経理や広報として、次第に大きくなる会社の経営を支えました。しかし経営方針でぶつかることが増え、誠也さんは退職することに。お互いに「ぐんけい」に対する強い意志があったからこそ、衝突してしまったのかもしれません。
別々の道に進んだ今だからこそ聞きたい、あの時のこと。ぎこちない雰囲気から始まる十数年ぶりのサシ飲みは、果たしてどんな結末を迎えるのでしょうか。
■ 地元で愛され続ける中華料理店 父との別れを乗り越えた“息子の味”
北海道札幌市で、多くの常連客に愛される「中華屋台 加匠(かしょう)」。看板メニューは2〜3合の大盛り炒飯! 1999年の創業から継ぎ足しのタレで煮込んだチャーシューが味の決め手です。
現在厨房に立つのは山田 匠馬さん。父の和義さんが夫婦で開業した中華料理店を、30歳という若さで継ぎました。2017年、当時店主を務めていた和義さんが亡くなってしまったのです。
一時は閉店しようとしていた「加匠」。匠馬さんがそのバトンを受け取り、再オープンを果たしました。
突然の後継ぎでレシピがない中、残っていたタレを舐めて父の味を研究。試行錯誤の中、お客さんから「自分の味を出してみろ」という声を貰いました。新メニューのマーボー炒飯は、そんな“父の味”の炒飯と“息子の味”の麻婆豆腐を掛け合わせた一品です。
「継いでくれてありがとう。これからも頑張ってください。」という母・二三江さんの飾らない言葉にグッときます。夫婦、親子、常連のお客さん……いろんな愛に溢れた素敵な動画です。
■「薫ちゃんに伝えたい……」 10年5ヶ月、認知症の妻を思い書き続けた日記
「何一つ言えないあなたを私は施設に託した。一日でも一分でも、長く生きてほしいから。でも苦しい。」
これは、愛媛県伊方町に暮らす金森 一臣さんのある日の日記です。
奥さんの薫さんは、55歳のとき若年性アルツハイマー型認知症と診断されました。10年5ヶ月、一臣さんが「薫ちゃんにこんなことを話したい」という思いで書き続けた日記。一途な愛と、計り知れない葛藤が伝わってきます。
発症から20年、仕事を辞め薫さんに献身し続けた一臣さん。2022年、ついに特別養護老人ホームへの入所を決意しました。コロナ禍で、ガラス越しでしか面会できない日々が続きます。
一年越しに手を繋ぐことができた2人……不安を吐露していた一臣さんが、薫さんの前で朗らかに歌う「チューリップ」に、思わず涙します。
■36年休まず続く老舗「花の湯温泉」 家族5人6脚で紡ぐ歴史
北海道白老町にある、創業36年の老舗「花の湯温泉」。味のあるレトロな佇まいから、この温泉が長年多くの人に愛されてきたことが伝わってきます。
現社長は高橋 直保さん。妻・いづみさんの両親から、歴史ある湯守を夫婦で引き継ぎました。
温泉の隣にあるカラフルな建物では、高橋家の仲良し三姉妹がジェラート屋さんを経営。野菜をたっぷり使ったジェラートと三姉妹の明るい人柄が、地元の方から旅行客までさまざまな人を虜にしています!
ジェラート屋さんを始めたきっかけは、コロナ禍で来客が減ってしまった花の湯を再び盛り上げるため。娘も加わり家族一丸となって働くことに対して、母のいづみさんは「楽しいし、新しい風を入れてくれるので助かっている」と笑顔で語ります。
ただ「仲良し」なだけじゃない……対立もするけど、分かり合えることもある。そんな高橋家5人6脚のストーリーは、心温まること間違いなしです!
■日本に馴染めない南米の子どもたちへ……沖縄の名曲「勝利のうた」に込められた思い
沖縄県を中心に活動するラテンバンド「ディアマンテス」の代表曲「勝利のうた」。現在はFC琉球の勝利のテーマ曲として使用されています。聞くと背中を押されるようなこちらの曲は、群馬県の少年サッカーチームのために作られた応援歌でした。
南米から出稼ぎに来る移民が多い群馬県。中には日本の学校に馴染めない子供たちもいます。そうした子どもたちを励ましたいという、メンバーのアルベルト城間さんの切なる思いで誕生したのが「勝利のうた」です。
ペルーで生まれ育ち、歌手を夢見て日本に渡ったアルベルトさん。挫折を味わいながらも、たくさんの仲間に出会えて今がある……。南米の子供たちにこれほど思いを寄せるのは、自分自身の境遇と重なるところがあるから。
当時日本で生活していたペルーの子供たちも、コーラスとしてレコーディングに参加していました。あれから27年、その子どもたちは今どうしているのか。歌詞カードに残る名前だけを頼りに、番組が調査を試みました。
■素敵なお話を聞いて、心ぽかぽか!
家族へ、お店へ、故郷へ……それぞれの愛のかたちに胸が熱くなります。筆者は涙もろいので、5本見終わる頃にはヘトヘトになってしまいました。
みなさんも「感動した!」「心が温かくなった!」という動画があれば、ぜひ動画ページから「なるほどですね〜」ボタンを押して教えてください!!
(編集:ノオト)
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[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
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