「なぜ歳をとると早起きに?」「怨霊と妖怪の違いは?」素朴なギモンを解消する動画6選
「歳をとると早起きになる理由」「図書館が大量の本を収蔵・管理できる秘訣」「本場アメリカのBBQと日本のBBQの違い」
……言われてみれば、気になりませんか? わたしたちには、知っているようで知らないことが数多くあります。
今回はそんな知的好奇心を刺激するギモンの数々を、専門家や実践者に取材した動画を6つご紹介します!
■ 海水浴のあと、あんなに疲れるのはどうして?
■ なぜ歳をとると早起きになるの?
■ 「妖怪」と「怨霊」の違いとは?
■ 図書館は大量の本をどうやって収蔵してるの?
■ “本場”テキサス式BBQは日本とどう違う?
■ “飛べない鳥”ヤンバルクイナが賢いワケ
■ 海水浴のあと、あんなに疲れるのはどうして?
夏のイベントとして欠かせない海水浴ですが、室内プールが比にならないほど、泳いだあとって凄まじい疲労感に襲われますよね。あれ、どうにかならないかなぁ……。
香川大学創造工学部の畔柳 昭雄客員教授によると、それは太陽の影響によるものなんだそう。
肌を大きく露出した状態で海にいると、身体は長い時間直射日光に晒されます。その時に浴びる紫外線が、疲れを感じる原因なんです。さらにそこに暑さが加わることにより、思った以上の疲労感が……!
日陰に入って適度に休憩を取るのが海水浴を楽しむコツですね。動画では他にも「お盆過ぎに海を泳いではいけないのはナゼ?」「クラゲに刺されてしまったら?」という疑問に答えているので、チェックして来年の海水浴に備えましょう!
■ なぜ歳をとると早起きになるの?
おじいちゃんおばあちゃんは起きるのが早い! そんなイメージありませんか? 実はこれ、ちゃんと理由があるんです。
人の眠りのリズムを司る、脳の「視交叉上核(しこうさじょうかく)」。いわゆる「体内時計」の役割を担う部分です。その神経細胞の数は加齢とともに減少し、睡眠のリズムが取れなくなった結果、早起きになってしまうんです。
歳を取ってから睡眠の途中で目が覚めることが増えた……なんて悩みもありますよね。睡眠の量をとるのが難しいときは、より質を高めることが重要になります。
寝具の選び方、最適な温度と湿度など、質の良い睡眠をとるためのポイントはぜひ動画本編からチェックしてくださいね。
■「妖怪」と「怨霊」の違いとは?
「妖怪」といえば何を思い浮かべますか? 河童、天狗、ろくろ首……何種類かすぐに出てきますよね。では「妖怪って何?」と聞かれたら、ズバリ答えられますか? う〜ん……意外と難しい! 教えて専門の人ー!
解説してくれたのは、「妖怪は文化だ!」と語る岡山県立博物館学芸員の木下 浩さん。
昔の人は、どうしても説明がつかない超自然的な現象を「神」か「魔・もののけ」の仕業だと考えたんだそう。「魔・もののけ」の中でも「姿形のあるもの」を指すのが妖怪、「元は人間だったもの」を指すのが怨霊と区別されています。
実際、妖怪は存在するのでしょうか? 長年妖怪を研究する木下さんによると、「いるかどうかは分からない」とのこと。
存在するか否かではなく、なぜ昔の人が妖怪というものを作ったのかが大事であり、魅力でもあるんだそう。妖怪を紐解くと、地域の特性や県民性が分かる……なるほど、だから「妖怪は文化」なんですね。
■図書館は大量の本をどうやって収蔵してるの?
蔵書数156万冊を誇る岡山県立図書館。そんなに大量の本、どうやって収蔵しているんだろう……? そんな疑問に答えるように、岡山県立図書館では毎月バックヤードツアーが開催されています!
約110万冊もの本が収蔵できる「密集書庫」。一見、書庫には見えないですが、「OPEN」のボタンを押すと……
本棚が動いて道ができた! 必要な時だけ通路を開けることで、省スペースでたくさんの本を収蔵できるんですね。
岡山県立図書館には、ほかにも機械が自動的に探して運んでくれる「自動化書庫」なんて近未来的テクノロジーも。 機械がせっせと本を運ぶ様子がなんだか可愛らしいので、これはぜひ映像で見てほしい……!
■“本場”テキサス式BBQは日本とどう違う?
アメリカのBBQと日本のBBQは、実は似て非なるものらしい……?
その真相を確かめるべく、岡山県津山市で出張バーベキューを行っている津本 直義さんに、アメリカンBBQの“本場”、テキサススタイルのお肉の焼き方を伝授してもらいました!
まず、7kgの牛の胸肉を用意します。7kg……⁉︎
表面の余分な脂を削いだら、マスタードで下味を付けます。もちろん容器から直にぶっかけますが、すぐに尽きてしまいます。マスタードを開封してから「ぶーっ」という音が鳴るまでの時間、世界最速じゃない?
そこからさらにガーリックパウダーや岩塩などを惜しみなく振りかけ、グリルに入れて焼きます。直火ではなく、煙の熱でじっくり調理するのがアメリカンスタイル。下処理の大胆さとは裏腹に、焼き方は繊細!
焼き上がったお肉がこちら。表面の黒さは旨味が凝縮している証だそうですが、本当に美味しいのでしょうか……⁉︎ 気になるお味は動画本編の食レポにて!
■“飛べない鳥”ヤンバルクイナが賢いワケ
「飛べない鳥」の代名詞とも言える、沖縄県のヤンバルクイナ。その「飛べない鳥」が実は賢いという説があるのだそう。
東京大学、帝京科学大学、山階鳥類研究所の研究者からなるチームによって、ヤンバルクイナを含む飛べないクイナの方が、体重の割に脳が大きいことなどが明らかになりました。
研究チームは「飛べないクイナ類が高い認知能力を発達させている可能性が高まった」と考え、その説を裏付けるような、ヤンバルクイナ特有の行動も確認されています。
たとえば、カタツムリの中身を食べるために、石に叩きつけて殻を割ること! 約150種が確認されているクイナ類の中でも、このような行動をとるのはヤンバルクイナだけらしい。すごいじゃん、ヤンバルクイナ……!
■早く誰かに話したいギモンの真相
言われてみたら確かに気になる、ギモンの数々。その真相を知ると、誰かに話したくなっちゃいますね!
「このギモンの真相が面白かった!」という動画があれば、動画下の「なるほどですね〜」ボタンをぜひプッシュを!そのプッシュが番組や放送局の応援につながります!
(編集:ノオト)
【ビタちく愛炸裂!】長野県民が愛する「ビタミンちくわ」が5ヶ月ぶりに生産再開!
[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
長野県民のソウルフードですが、実は石川県産!製造の様子も必見