【のぞポンGP】青森のローカルTV局員が選ぶ!絶対に食べてほしい名物お土産6選

2024年7月〜9月の3ヶ月間にわたって開催された「のぞいてニッポングランプリ(のぞポンGP)Season2」。全国のローカルTV20局が月間チャンピオン、そしてシーズングランプリを目指し、「なるほどですね〜」の獲得数で競い合いました。

チャンピオンに輝いたのは、3万1094票もの「なるほどですね〜」を獲得した青森県・RAB青森放送でした。青森の土地に根付く伝統的な祭りや風習、名産品を取り上げた動画が非常にユニークで、筆者もわくわくしながら視聴していました。

ということで優勝を記念し、のぞいてニッポン編集部がRAB青森放送局を訪問。

「青森の魅力をもっと知ってもらいたい!」ということで生まれも育ちも青森の局員・蒔田さんに、最近おすすめの青森土産を6つ紹介してもらいました。

教えてもらったお土産はこちら。スイーツからおつまみまで、地元でもよく食べられているものをチョイスいただきました。筆者は青森の八戸に何度か旅行したことがありますが、どれも知らないものばかりだ……。

のぞいてニッポン編集部から「ぜひ神田さんも食べてみてください」とお裾分けいただいたので今回はこちらのお土産を食べ比べてご紹介します。

■ アップフェルシュトゥルーデル(シュトラウス)

まず最初に紹介するのは、青森県青森市の「ウィーン菓子 シュトラウス」の人気商品「アップフェルシュトゥルーデル」です。局員さんイチオシとのことで期待が高まります。

「アップフェルシュトゥルーデル」はいわばウィーン風のアップルパイ。青森県産のリンゴと、食感の良いクルミ、レーズンをパリパリのパイ生地に包んでスティック状に焼き上げた逸品です。袋から出すとふわっとバターが香ります。さっそく食べてみます。

サクサクのパイ生地と酸味が効いたリンゴの相性がバツグン! リンゴの風味をしっかり感じ、すっきりと軽やかな甘さです。軽く温めるとバターの香りが引き立ちます。これは紅茶といっしょに優雅に楽しみたいかも……。

リンゴのお菓子だと弘前の「ラグノオ」の名前は聞いたことがありましたが、こちらのお店のことは知りませんでした。なんでも青森で創業100年以上の老舗和菓子店「甘精堂」の息子さんがウィーンで洋菓子を学び、お店の隣に「ウィーン菓子 シュトラウス」をオープンさせたのだそう。いつか店舗にも行ってみたい!

これは青森に出かけたら絶対買いたい逸品です。やはり青森の名物といえばリンゴですよね。お店では通販もしているので、リンゴ好きの方にぜひチェックしてもらいたいです。

■チョコQ助(しんぼり)

お次は青森県八戸市の伝統菓子である南部せんべいにチョコをかけた「チョコQ助」です。ボトルタイプのものはホワイトチョコをかけたものがミックスされています。

筆者は八戸に何度か旅行に出かけたことがありますが、「チョコQ助」を見るのは初めて。というのも超人気商品のため、買おうと思ってもどこも売り切れだったんです。今回青森に出かけた編集部員も「探すのにとても苦労した」と話していました。

普通の南部せんべいは食べたことがありますが、ゴマや落花生などしょっぱめな味付けがほとんどで、今回のような甘いタイプはあまり見かけませんでした。果たしてチョコと合うのでしょうか? いざ実食です。

これは……うまい!

せんべいの塩気とチョコの甘味の相性が非常に良く、パリッとした生地に練り込まれた黒胡麻の風味が渾然一体となってえも言われぬハーモニーを奏でています。

最初は「南部せんべいにチョコかけただけでしょ?」と思っていましたが、これは南部せんべいだからこそ出せる味だなと思いました。クッキーでもビスケットでもなく、南部せんべいならでは。甘いもの好きは見逃せない逸品だと思いました。RABの通販でも販売中なのでぜひチェック!

■ 金魚ねぶた(上ボシ武内製飴所)

3つ目に紹介するのは上ボシ武内製飴所の「金魚ねぶた」。青森を象徴する祭りであるねぶた祭りに欠かせない「金魚ねぶた」を模したお菓子です。蓋を開けると……。

金魚がずらり! みんなこちらを見ていてかわいいですね。リンゴ風味の玉羊羹が包まれており見た目も楽しめるお土産です。

横から見ても金魚ですごい。これはお土産に買って帰ると間違いなく喜ばれることでしょう。

包み紙の中には、ゴム風船に包まれた玉羊羹が入っています。付属の爪楊枝で刺すとツルンと皮がむけて楽しいです。ここまでいろんな仕掛けがあるとはかなり凝っていますね。

見てください、このつややかな玉羊羹を。リンゴの風味がさっぱりとしていて上品な甘さです。

リンゴ風味の羊羹って初めて食べましたがかなりおいしいですね。サイズもちょうどいいし、常温保存できるので旅行のお土産に重宝しそう。こちらもオンラインショップで販売しているようです。

■ 玉子とうふ(木戸食品)

4つ目は木戸食品の「玉子とうふ」です。青森のほとんどのスーパーで置かれている人気商品。そんな地元で愛されているローカルフードをお土産に買ってきてもらいました。通常のものに加え、「具が3倍のものもあった」(編集部)とのことで合わせてご紹介します。

「玉子とうふ」はその名の通り卵の豆腐。卵と出汁の風味を効かせた豆腐に、ナルトやしいたけなどの具材を入れたものです。私もよくわかっていないんですが、いわば“茶碗蒸し”のようなものでしょうか。

つるんと喉越しがよく、やさしい甘さでほっとする味です。茶碗蒸しよりはあっさりしていて好みでした。夏は冷やして、冬は温めて食べるとおいしいそうです。

八戸に行ったときにスーパーを回りましたが、こんなローカルフードがあったとは知りませんでした。豆腐コーナーに並んでいるんでしょうか。

ちなみに具が3倍の玉子とうふは蓋を開けると明らかに具が多くて笑ってしまいました。みっちり詰まっていますね。

具が3倍のものはそれだけ旨味が溶け出しているのか、通常のものより味が濃い気がしました。そしてスプーンを入れると必ず具に当たって食べ応えがすごかったです。

こちらも通販で購入可能です。それにしても青森の人はどういうシチュエーションでこの玉子とうふを食べているのか気になりました。ごはんのおかず? おつまみ? はたまたおやつ? 青森出身の方がいたら教えてください!

■ほたて塩焼/ほたて一夜ぼし(木戸食品)

最後に紹介するのは同じく木戸食品の「ほたて塩焼き」「ほたて一夜ぼし」です。パッケージにはねぶた祭りの大型ねぶたが載っており迫力満点!

どちらも青森県むつ湾産の新鮮なホタテを使い、ソフトに仕上げた逸品です。

お皿に盛りつけました。手前が塩焼きで、奥が一夜干ししたものです。どちらも琥珀色で美しく、なんというかお酒が飲みたくなるビジュアルですね。まずは塩焼きからいただきます。

ホタテのおいしさがぎゅっと濃縮されていて口の中で噛むほどに旨味が広がります。これはすごい。青森産の「りんご醤油」と伯方の塩を使用しているそう。まさか醤油にもリンゴを?と驚きました。

一夜干しのほうは身が締まっていて塩焼きよりも旨味を強く感じました。これはお酒が飲みたくなりますね。

食べきりサイズでちょうどいいので、旅行帰りの新幹線の中でこのホタテたちとビールで一杯やったら旅の疲れも吹っ飛ぶんじゃないかと思いました。かなり旨味が強いので、炊き込みごはんにしてもおいしそう。

今度旅行したときは絶対に買います! こちらも公式サイトで通販をしています。

■ どれも大満足の青森土産!

以上、地元局員に聞いた青森のお土産を5つご紹介しました。

どれも初めて知るものばかりで、青森の特色あふれたユニークな品々でした。特に「チョコQ助」は衝撃だったな……。もちろん青森の名物お土産はこの限りではありません。もしその他におすすめがあったらぜひ教えてください!

※記事内の商品は2024年11月の情報です。

(編集:ノオト)

2024年10月〜12月は、のぞいてニッポングランプリ シーズン3を開催中! 気になる動画を見つけたら「なるほどですね〜」ボタンを押して、応援よろしくお願いします!

のぞポンライター

神田(こうだ)

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。

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のぞいてニッポンスペシャル企画
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