「普通のどら焼きでは物足りない……」。そんな方には、北海道・小樽にある創業100年を超える老舗和菓子屋・松月堂の名物「マロンどら焼き」はいかがでしょうか。

マロンどら焼きは、現在の店主・奥村秀幸さんが、先代である父が5年もの月日をかけて開発した「和菓子なのにケーキのスポンジのように柔らかい生地」を受け継ぎ、特製のマロンを挟んだ逸品！

ちなみにもっと甘さを堪能したい方には、生地にバタークリームとあんこを挟んだ「潮どら焼き」もおすすめです。

実際に秀幸さんがどら焼きを作る様子を見ると、ますます食欲がそそられますよ！

おいしさだけでなく、健康を重視したい方にもおすすめしたいのが、佐賀県神埼（かんざき）市の「神埼桑菱茶（くわびしちゃ）」。地元で栽培されたクワの葉とヒシの外皮をブレンドした特産品です。

スッキリとした味わいに、ほんのり甘い後味。見た目はまるで抹茶ですが、まったく違う独特の味わいが楽しめます。

地元の人々の健康増進を目的の一つとして作られた神埼桑菱茶は、生活習慣病の改善にもピッタリ！　クワの葉には食後の血糖値上昇を抑えるとされる成分を含む「デオキシノジリマイシン」が、ヒシの外皮には肥満や糖尿病の予防・改善につながるとされるポリフェノールが多く含まれています。

動画では、神埼桑菱茶が誕生した詳しい経緯やクワの葉の栽培の様子を紹介。飲む人々の健康を思う、生産者の温かい思いが伝わってきます。

次にご紹介するのは、佐賀県唐津市の老舗・玄海漬本舗による「ドライフルーツの粕漬」。粕漬の材料としては野菜や魚が一般的ですが、なんとこちらはドライフルーツが漬け込まれています。

種類は、りんご、パイン、キウイの3つ。味は、ドライフルーツなのにとってもジューシー！　噛めば噛むほど、粕漬ならではの味わいがほんのりと広がります。

そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトに入れてもOK。紅茶やワインを合わせてみると、より上質なティータイムが楽しめそうです。

まだまだ販路が拡大されていないドライフルーツの粕漬は、まさに知る人ぞ知る逸品。ドライフルーツを粕漬に、というユニークな商品開発の経緯は必見です。

定番の和菓子を楽しむなら、大分県にある和菓子屋「高橋水月堂」はいかがでしょうか？　創業した明治39年から受け継がれてきた優しい甘さに、思わずほっぺたが落ちます。

名物菓子は、もなか。こしあんを詰めた「関あじ」と、粒あんとお餅を二重に挟んだ「関さば」の二種類があります。どちらのあんも、ようかんのようにサラリとした舌触り。「甘すぎないこと」が先代からのモットーだそうです。

季節感も大切にしているそうで、夏ならば「落雁（らくがん）」がおすすめ。高橋水月堂さんならではの、柔らかい食感が堪能できます。

和菓子職人ならではの丁寧な手さばきは、見ていてどこか心が落ち着くもの。ぜひ動画でその職人技をご覧ください。

■ティータイムを彩る、各地の名産品。

いつもなら選ばない嗜好品を選んでみると、テーブルの上が華やかになるに違いありません。

大切な誰かへのプレゼントに、もしくはいつも頑張っている自分へのご褒美に。ぜひ、番組動画を参考に選んでみてくださいね。

（編集：ノオト）

この記事の「のぞポンライター」
モエ
生まれも育ちも住まいも大阪。海のあるところに旅するのがライフワーク。