3つ星シェフが注目するフルーツも! 全国各地の甘酸っぱ〜い果物の動画特集
みかん、きんかん、河内晩柑(かわちばんかん)、パッションフルーツ……。
これらのフルーツの共通項、それは甘味と酸味を存分に堪能できること! 鮮やかな色合いの果皮にジューシーな果実を想像すると、よだれが出てくる人もいるのではないでしょうか。
今回は、全国各地から選りすぐりの甘酸っぱ〜い果物の動画を3つご紹介します。
■ 3つのかんきつを交配した高級ミカン「せとか」
■ フランスの3つ星シェフも注目! 愛南町の河内晩柑「misho」
■ ジャングルで作られている? 都城市のパッションフルーツ
■ 3つのかんきつを交配した高級ミカン「せとか」
1玉1,620円で販売されたこともある高級春ミカン「せとか」。清見・アンコール・マーコットの3種のかんきつを交配することで、誕生しました。
果皮はなめらかで美しい鮮やかなオレンジ色で、果肉は濃厚で甘く、爽やかな香りを楽しめます。また、皮が柔らかく簡単に手でむけるので、非常に食べやすいのも特徴。
その背景には手間暇を惜しまぬ、農家さんたちの努力があります。
愛媛県松山市の興居島(ごごしま)でかんきつ農家を営む坂本さんによると、全ての実に太陽の光が当たるように枝を選定し、果皮の色を保つため「サンテ」と呼ばれる布を一つひとつかけているのだそう。
我が子のように大切に育てていくからこそ、あの美しい見た目とおいしい味わいを実現できるのですね。
■ フランスの3つ星シェフも注目! 愛南町の河内晩柑「misho」
愛媛県が生産量日本一を誇るかんきつ・河内晩柑。
愛媛県では欧州への輸出拡大に向け、2022年から農薬の使用量など欧州向けの基準に合わせた栽培を開始。欧州向けのブランド名を「misho」とし、2023年内に本格的な輸出を目指しています。
動画では、フランスの3つ星レストランなどで腕をふるってきたシェフのフレデリック・ジョノーさんらが園地を視察する様子を報じています。
フレデリックさんからは「初めて食べたときから、たくさんのレシピを思いついた。ヨーロッパの幅広い人に受け入れられると思う」と好評で、今後の発展に注目が集まっています。
■ ジャングルで作られている? 都城市のパッションフルーツ
2015年に宮崎県都城市で設立された上田熱帯果樹研究所では、国内では珍しいフルーツを数多く研究・栽培しています。
ビニールハウスの中はまるでジャングル! 数百種のトロピカルフルーツが所狭しと並び、熱帯地域のような暑さに調整されています。
中でも一番の栽培面積を占めているのが、パッションフルーツ。都城市のふるさと納税の返礼品にもなっており、その珍しさとおいしさから多くの注文が入っています。
研究所で栽培されている他フルーツや番組リポーターが食レポでうなる様子など、ぜひ動画からご覧ください。
■ おいしいフルーツには、自治体や農家さんたちの努力が
全国各地からの選りすぐりの甘酸っぱ〜い果物の数々。自治体や農家さんたちの努力が感じられ、より一層興味が湧いてきた人も多いのではないでしょうか。
これらの果物は地域の八百屋や百貨店のほか、各自治体のふるさと納税の返礼品としてもよく提供されていますので、機会があればぜひ一度ご賞味あれ。
(編集:ノオト)
のぞポンライター
タクミン
海鮮とお肉を中心に食べることが何よりも好きな関西人。定期的にローカルフード満喫旅をしている
【ビタちく愛炸裂!】長野県民が愛する「ビタミンちくわ」が5ヶ月ぶりに生産再開!
[長野県 長野市 篠ノ井杵淵字大門西 等]
神田(こうだ) のぞポンライター
長野県民のソウルフードですが、実は石川県産!製造の様子も必見