長野市のご当地パンとして知られる”牛乳パン”。こちらはベーカリー「スイートあづみの店」に並ぶものです。

長野県公式観光サイトによると、長野県には12種類の牛乳パンがあり、それぞれ個性豊かな風味が楽しめるのだそう。

旅行先では地域のご当地パンを探すことが楽しみな私にとって、これは見逃せない情報です。

長野県民が抱く牛乳パンへの愛は並大抵ではない様子。松本パルコで県内11店舗の牛乳パンを販売するイベントを開催したときは、午前10時の開店から行列ができるほどでした。

各県のご当地パンを集める催事はたまに見かけますが、同じ県で同じパンのバリエーションを集めた催事はなかなか珍しいのではないでしょうか。愛されっぷりが伝わってきます。

駒ヶ根市の赤穂中学校では、地元のパン店と共同開発し、抹茶牛乳パンなどオリジナルの牛乳パン4種類を販売しました。おいしそう！

牛乳パンは生徒たちが前日に一生懸命手作り。大行列の末、500個の牛乳パンは1時間ほどでまたたく間に売り切れました。

販売した生徒は「地元には何があるかなと考えて、牛乳パンがあることに気づいた」と、今回のイベント開催への経緯を語ってくれました。

地元の名物って実は身近すぎて気づかないこともありますよね。ここまで県民に愛されている牛乳パン、私もいつか食べてみたい！

動画では県民が牛乳パンに熱狂する様子もお届けしています。ミルクを沸かすほどの熱い愛をその目で見届けろ！

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。