※記事内容は放送当時のものです

愛媛県のとべ動物園に暮らすミナミコアリクイの　ペロ（3）♂

伊豆シャボテン動物公園からやってきた　ツム（1）♀　……

ふたりの恋の行方は―!?

と、「君の名は。」さながらにミナミコアリクイのカップルのラブストーリーが始まろうとしていました。舞台は愛媛県のとべ動物園。ミナミコアリクイに会える動物園は国内でもそこまで多くないため、もし実現すると希少なカップルといえるでしょう。

こんなふうに、とべ動物園は将来動物たちが種を残せるように、他の動物園と連携して繁殖に向けた取り組みを行っています。

同園の動物調整担当係長の椎名修さんは、動物同士が結婚してもいいかを見てくれる「仲人さん的な方がいる」と話していました。そうなの？

世界全体で動物たちの情報を共有して、種の保存に努めているそう。飼育員さんたちってすごい。

ちなみにミナミコアリクイたちの家系図はこんな感じ。仲人さんが2匹を引き合わせてもいいと許可をして、動物園同士で動物たちのやり取りをしているんですね。

他の動物園からお引越しをして、無事に子どもをもうけているパルマワラビーのカップルもいるそう。

しき（♂）とりつ（♀）はめでたくカップリング。2023年4月5日にお母さんの袋から桜（おう）ちゃんが顔を出したそうです。とべ動物園35年の歴史で初めてのパルマワラビー一家とのこと。現在はもっと大きくなっているかな？

動物の生きる力を最大限引き出し、動物たちの命のバトンをつなぐのは動物園の大切な役割。あらためて飼育員さんたちってすごいなと思いました。

動画では、動物たちが元気に動き回る様子や、その他のカップルの様子もご紹介。動物好きの方はぜひ動画をチェックしてみてください。

それでは最後に筆者が動画を見て一番すごいと思ったシーンを乗せてお別れです。

キリンの赤ちゃんがめちゃくちゃ走っている……

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。