NEWSCH.4

【歴史】幕を閉じた“ハイボールの聖地”の移設が決定! 朗報を知らせる感動的な会見

[愛媛県 松山市 二番町 等]

めざせチャンピオン!のぞポンGP開催中!

0:04 「バー露口は絶対に残したい!」と、サントリーが宣言

0:36 “ハイボールの聖地”バー露口の歴史

1:06 64年の歴史が刻まれた店内の備品

1:41 移設先は「サントリー山崎蒸溜所」に

「バー露口」をご存知ですか? 1958年に愛媛県松山市でオープンし、2022年9月の閉店まで洋酒文化を支えてきた“ハイボールの聖地”。

60年以上にわたり、マスターの露口貴雄さんと妻の朝子さんが二人三脚で店を切り盛りしてきた名店です。貴雄さんがつくるハイボールに惹かれ、全国にファンが存在しました。

しかし、腰痛でともにカウンターに立つのが難しくなり、昨年に惜しくも幕を閉じたばかり。全国屈指の老舗バーの閉店を惜しむ声は、後を絶ちません。それは、お店のウイスキーを長年つくり続けた大手飲料メーカー「サントリー」も同様でした。

朗報です。店内のバーカウンターや照明、壁などの設備や備品をサントリーホールディングスが引き取り、大阪府島本町のサントリー山崎蒸溜所に「バー露口」が移設・保存されることになったんです!

2023年4月27日に行われた会見で、「思い出が詰まってます。カウンターに染みてます」とコメントしていた朝子さん。

その言葉、決してオーバーじゃないです。店内のカウンターをよく見ると、斜めに削れた部分があるのがわかる。ハイボールやカクテルをつくる際、グラスを置いていたらこうなったそうです。これぞ、まさに64年の歴史!

移設完了は秋頃を予定しているとのこと。会見で朝子さんは「マスターがつくり続けたところとか、さすってほしいなあと思います(笑)」と、泣かせるコメントを残していました。

とにかく、会見の内容が素晴らしかった。沁みる発言の連続だし、サントリー四国支社・高梨明治支社長による「(バー露口を)絶対的に残したい」という決意表明もアツい!

松山で愛されてきた老舗バーの情趣と歴史、そして、涙を誘う会見の模様をぜひ動画でもご覧くださいね。

【基本情報】

放送日:2023年4月27日

放送局:南海放送

番組名:NEWS CH.4

取材先:バー露口(〒790-0002 愛媛県松山市二番町2丁目1−4)、サントリー山崎蒸溜所(〒618-0001 大阪府三島郡島本町山崎5丁目2−1)

(編集:ノオト)

のぞポンライター

寺西ジャジューカ

東京生まれ東京育ち……だけに、地方のおいしいものに憧れがある。子どもが好きそうな食べ物が好き。

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