となりのテレ金ちゃん
“芸術家・魯山人ゆかりの地”で歴女・佐藤希生アナがハイテンションに!
[石川県 加賀市 山代温泉 等]
歴史好きの「歴女」で、休日は城や神社仏閣を巡っているという(テレ金ホームページのプロフィール参照)テレビ金沢の佐藤希生アナウンサー。しかし今回、彼女は城や神社仏閣ではなくここへ来たようです。
芸術家・北大路魯山人が旅館の刻字看板を彫るために山代温泉を訪れた際、滞在していた旅館の別荘がこの「魯山人寓居跡 いろは草庵」(石川県加賀市)です。築約150年、明治初期に建てられた国登録有形文化財の建物ですよ!
入口から進んでいくと、まず行き当たるのは「囲炉裏の間」でした。魯山人が山代温泉の旦那衆と美術談義などを行った部屋です。
「(魯山人は)なんか……いい感じのことを言ってたんでしょうね(笑)」(佐藤アナ)
「囲炉裏の間」について説明をする佐藤アナ。でも、内容が雑! アナウンサーなのに……。
続いての部屋は、「書斎」です。ここには魯山人が実際に書や絵を書いたという当時の文机がそのまま残っていました。
歴女である佐藤アナが特にハイテンションになったのは、これです。
北国だけに寒い日も多かったはず。だから、この火鉢に手を置いてから作業に入るというわけです。
「うちにも欲しいんですよね。末端冷え性なので。冬によく『手がゾンビみたいな色をしているね』って言われるんです(苦笑)」(佐藤アナ)
歴女で、文学オタクで、冬は手がゾンビ色になる佐藤アナ。強烈なキャラクターです。
そんな彼女が2階に進むと「旅館の主人の書斎」がありました。ここには、旦那衆たちが好んだ能で披露される謡の本などが展示されています。
「ここでいろいろ学んだら、ぜ~んぶ頭に入ってきそう!」(佐藤アナ)
普段は頭に入らないのでしょうか? テンションが上がりすぎたのか、迂闊なことを口走る佐藤アナ。
最後に向かった部屋は「展示室」です。ここには魯山人の作品がたくさん展示されていますよ! なかでも、注目はこちら。
普通、こういう器は内側に絵や文字が書かれているもの。でも、この器はなぜか真っ白でした。
「魯山人さんに『食器は料理の着物である』という名言があるように、料理を引き立てるために真っ白になっているんです。……全部、受け売りなんですけどね。さっき聞いた知識をそのままお話しております(笑)」(佐藤アナ)
受け売りをカミングアウトする佐藤アナ。でも、ちゃんと頭に入ってたじゃないですか! さっきの書斎で覚えた知識なのでしょうか?
そんなこんなで施設を一巡し、縁側で雰囲気に浸っている佐藤アナ。最後はきっちり締めていただきましょう!
「すごくいいことを言いたいけど……言えない。この底の浅さ(苦笑)」(佐藤アナ)
魯山人ゆかりの地を満喫したようで、なによりです。
【基本情報】
放送日:2024年6月11日
放送局:テレビ金沢
番組名:となりのテレ金ちゃん
出演:佐藤希生アナウンサー
スポット名:魯山人寓居跡 いろは草庵
住所:〒922-0242 石川県加賀市山代温泉18-5
(編集:ノオト)