いっちゃん☆KNB

豚骨ラーメンが“富山のド定番”に!? 九州の味が富山県民に受け入れられるまでの道のり

[富山県 富山市 元町 等]

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この動画の見どころ!
01:15
平日でも店内はこの賑わい
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8割のお客さんが注文する“ド定番”ワンタンメン
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本場の豚骨ラーメンとの違い
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ご主人が肝に銘じていること

北日本放送(KNB)で放送中の番組『いっちゃん☆KNB』にて、2024年4月より新企画が始まりました。コーナー名は「べたな富山の自撮り旅」。

これは、富山県民なら誰もが知る文化を淡々と紹介するひねりのない企画……ではなく、県民が普段からべた褒めしている間違いない味やスポット、いわば“富山のド定番”を伝えていくコーナーです。なるほど、タイトルの「べたな~」とは「べた褒め」の「べた」を指しているわけですね。

NOT富山県民である長崎出身の平百恵アナウンサーが今回訪れたのは、豚骨ラーメンで有名な「南京千両 本店」(富山県富山市)でした。創業1957年の名店です!

お店を仕切るのは、2代目店主の飯田伸さん。ご家族とスタッフさんも働いており、計6人で切り盛りしています。

店内がまた、賑わっていました。土日には開店前に行列ができる人気店で、平日も盛況です!

ごった返すお客さんの8割が注文する一番人気は、このワンタンメン。まさしく、県民がべた褒めする鉄板メニューです。

この“富山のド定番”を、長崎生まれの平アナが食べます!

 「私、九州出身なので豚骨ラーメンを見ると“ただいま!”って気持ちになります」

飯田 「九州のはもっと濃いと思います」

実は、上記のやり取りに「南京千両 本店」の人気の秘密が隠されています。もともと、“豚骨ラーメン発祥の地”福岡県久留米市で屋台ラーメンを営んでいた初代店主が故郷・富山へ持ち帰り、富山県民の口に合うようアレンジしたのが同店の豚骨ラーメンです。つまり、本場直輸入の味ではないからこそ“富山のド定番”になったわけですね!

以来、先代は「富山で最初に豚骨ラーメンを提供したのはうちだ」と公言していたそう。

「最初は、お客さんが食べて『なんちゅうラーメンかい!』って叱られたこともありましたけど」(飯田さん)

お客さんにとって想定外の味だったからこその、この反応。逆に、当時のセンセーショナルさを伝えてくれるじゃないですか!

飯田さんは、店主として肝に銘じていることがあります。

「先代からの味を落とさんように、毎日毎日が勉強です。味を変えたらダメなんですね。これ以上の味に変えられません」(飯田さん)

このコーナー、最後はべたに写真撮影で締めます。

べたの良さ、定番の魅力を伝えてくれるコーナーでした。飯田さんの「味を変えたらダメ」という言葉が、また深かったです。

【基本情報】

放送日:2024年5月29日

放送局:北日本放送

番組名:いっちゃん☆KNB

出演:平百恵アナウンサー

店名:南京千両 本店

住所:〒930-0033 富山県富山市元町1-3-19

(編集:ノオト)

のぞポンライター

寺西ジャジューカ

東京生まれ東京育ち……だけに、地方のおいしいものに憧れがある。子どもが好きそうな食べ物が好き。

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