ピヨ卵ワイド
【山形のソウルフード】芋煮を気軽に楽しめる「芋煮広場」が蔵王の道の駅にオープン!
[山形県 山形市 表蔵王 等]
2023年12月にグランドオープンした「道の駅やまがた蔵王」。2024年4月1日に、なんと手ぶらで芋煮会が楽しめる「芋煮広場」がオープンしました。
芋煮とは、醤油ベースで里芋や牛肉を煮込んだ山形のソウルフード。私は今まで食べたことがないので、一度は山形で食べてみたいんですよね……。
芋煮体験は食材や道具が全部用意されていて、片付けいらずで1人3500円! 初めて芋煮を楽しむ人にとってこのうえない環境ではないでしょうか。
山形放送の山本浩一アナウンサーは、薪で火を起こして鍋をセットするだけで思わず笑顔がこぼれています。
調理を始めて約1時間で芋煮が完成! 里芋に出汁がよくしみていてとってもおいしそう! 白ごはんといっしょに食べたい……!
見てください山本アナのこの表情! 芋煮は人を笑顔にするんですね。食べたいな〜。
それにしてもなぜ芋煮広場がオープンしたんでしょう? 運営のさとう農園・佐藤卓弥さんにお話を伺いました。
佐藤さんは「山形の芋煮はいまや山形のソウルフードとして全国各地にその名が知られている」「いつでも芋煮を食べられる場所を作りたいとずっと思っていた」とその思いを語りました。
また、佐藤さんは山形の芋煮を世界に広めるべく、世界各地で芋煮をふるまう活動もしています。
2024年1月にはインドに渡り、現地の人々に馴染むようにスパイスなどを入れてアレンジした芋煮を提供。現地の文化に配慮し、牛肉・酒・動物由来の出汁などを使わない「山形ベジ芋煮」です。
現地の子どもたちもインド風の芋煮をとてもうれしそうに食べていました。いいな〜。私だってまだ芋煮を食べたことがないというのに。
佐藤さんは「その国の食材・調味料で芋煮を文化として残したい」「オリジナルの芋煮を持っていっても自己満足」と情熱を込めて意気込みを語ります。
芋煮という料理を国内のみならず世界に広げようと活動している人がいるのも初めて知りました。そうして伝えられた芋煮がどこかの国に根付いて、独自の食文化が生まれたらすごいことかも。
道の駅やまがた蔵王の芋煮体験広場もいつか行ってみたい! だれか私に芋煮を食べさせてくれ!
【基本情報】
放送日:2024年4月10日
放送局:山形放送
番組名:ピヨ卵ワイド
出演:山本浩一アナウンサー
店名:道の駅やまがた蔵王
場所:〒990-2307 山形県山形市表蔵王79‐1
(編集:ノオト)