よかばん!
老舗呉服店はレトロファッションの宝庫! 若き店長と20歳の従業員が起こす革命
[宮崎県 都城市 上町 等]
1:17 サシ飲みで女子会トーク開幕!
4:21 3代目が告白「家が呉服店なのがイヤだった……」
5:44 3代目が呉服店経営に本気になった理由
6:50 20歳の従業員がヤママンの虜になったきっかけ
11:56 ヤママンが武田アナをコーディネート!
「シャッター商店街」という言葉が聞かれるようになって久しい昨今。そんななか新たな店舗をオープンし、宮崎県都城市で特異な存在感を放っているのは、1946年創業の老舗「ヤママン呉服店」です。
たしかに、呉服店とは思えない店構えをしているな……。
老舗に新風を吹き込んだ立役者は、同店の3代目・山野内こすもさん。そして、山野内さんが絶大な信頼を寄せているのは、取材当時20歳のスタッフ・富吉由羽(ゆうわ)さんです。
テレビ宮崎の火曜ゴールデン番組「よかばん!」の人気コーナー「はじめてのサシ飲み」は、おせっかいにも両者のサシ飲みの場をセッティング! 老舗呉服店の進化を牽引する革命児2人に、心中を語り合ってもらおうという魂胆です。
出で立ちからして、さすがですね。2人とも、おそろいのヤママンの柄シャツを着こなして登場する洒落者っぷりです。というか、これで本当に呉服店なの!?
ところで、なぜ2人は革命児になったのか? それを知るには、両者の今までの道筋を辿る必要があります。
以前は大阪のイベント会社に勤務し、充実した日々を送っていたこすもさん。ところが10年前、当時のヤママン会長だった祖父の逝去があり、実家に戻ることになったのです。そして、そこからは葛藤の日々に突入。なにしろ、こすもさんは呉服店の仕事が好きではなかった……。
そんな彼女の意識を変えたのは、新しい試み「MOM's DRESSER(マムズドレッサー)」の成功でした。昭和30年代に仕立てられた古着ではない商品、いわゆるデッドストックを扱うブティックをヤママンが立ち上げ、レトロファッション好きの間で密かな話題になっていったのです。
この新展開により「ヤママンで自分の目標が叶えられるかもしれない」と、こすもさんの本気スイッチが入ります。一寸先は闇、人生わからないものですな……。
一方、「MOM's DRESSER」が展開するファッションに魅了されていたのが、当時高校生だった由羽さんでした。
「人と違う服を着たい」という欲求に駆られていた彼女にとって、ヤママンはどストライクでした。そして、いつしか「服屋さんで働くなら、ヤママンで働きたい」という思いを募らせていきます。なるほど、若者にレトロ服が刺さるという現象がファッションの奥深さでしょう。
実は由羽さん、「自分のブランドを持ちたい」という夢を持っています。現在はヤママンのデッドストックに手を加え、一点ものとして商品化しながら修行中。イマドキ世代の感性が、老舗呉服店にまたしても新風を巻き起こす!?
動画本編では「MOM's DRESSER」の本領が体験できます。なんと、こすもさんと由羽さんが武田華奈アナウンサーをコーディネート! 普段の装いとは一味違ったテイストの武田アナが堪能できますよ。
「レトロファッションで新しいブームを作りたい」と、夢広がる一方の2人。若き店主と20歳の従業員によるエンドレスな女子会トークの全容は、ぜひ動画でご覧ください!
【基本情報】
放送日:2023年6月27日
放送局:テレビ宮崎
番組名:よかばん!
出演:武田華奈アナウンサー
店名:ヤママン呉服店
住所:〒885-0072 宮崎県都城市上町9−27
(編集:ノオト)