長野県松本市にあるこちらの巨大なビニールハウス。野菜か果物を作っているのかな？ と思いつつ中を覗くと……

一面にお花がずらっと並んでる！ これは予想外だった！

こちらのビニールハウスを管理しているのは、株式会社フラワースピリットの代表・上條信太郎さん。送風や窓の開閉などを全てコンピューターでコントロールし、ハウス内の温度・湿度を厳密に調整しているんだそう。

そんなこだわり抜かれたハウス内で、一体どんな花が育てられているんでしょうか。

その一つがこちらの「ラナンキュラス」という花。種類が豊富で日持ちも良く、何よりこの幾重にも重なった大きな花びらが魅力的です。上條さんはこの花を見たとき、「20年間食いっぱぐれはない」と確信したというほど。

手間暇をかけて育てられたフラワースピリットの花は、大きく長持ちするのが特徴。オランダで10年に1度開催される“花のオリンピック”、国際園芸博覧会「フロリアード」では、2012年と2022年に最高賞を受賞しました。

さて、フラワースピリットが育てたラナンキュラスがどれくらい大きいのかというと……

かわいい。

上條さんのお孫さん・康太郎くんのお顔と比べてくれましたが、かわいすぎて内容が入ってこないよ……！ ちなみに数値で言うと、花径約15cmだそう。15cm⁉︎ でかっ……‼︎

大輪になるのは5000本に1本だというラナンキュラス。フラワースピリットでは、技術の詰まった栽培方法をなんと企業秘密にせず、日本の花屋の技術向上のために公開しているんです。「良い花を作りたい」という情熱を持つ上條さんは、まさにフラワー“スピリット”を名乗るべき熱い魂を持っている方でした。

そんな上條さん、農家の長男として農業の大学に進学したものの、農業が大嫌いだったんだそう。両親からの期待を感じながらも勉強しなかったという上條さんが、どんなきっかけで花に出会い、花農家として第一線で活躍するに至ったのか。

ぜひ動画本編にてご覧ください！ 好きなことに夢中な人って、見ているだけで私もがんばろうと思わせてくれるなぁ……。

のぞポンライター

はらつかう

宮城県で生まれ、宮城県で漫画やイラストを描いています！いろんなことを結構頑張れます！