これはまさしく、姫だるま（の大判焼き）！

なんとこの学校、「姫だるまおやき」を竹田市の新たな名物として売り出そうとしているらしいのです。いや、なんでまた!?

でも、たしかに愛らしい。「姫だるまおやき」をまじまじ眺めるとほのぼのするし、そのふわっとした雰囲気には癒やされてしまいます。ちょっ、そんな顔して見つめてこないで……。

ちなみに焼き型は、北海道在住の“姫だるまファン”である沢田千鶴さんが製作したものを使用しているそう。あるとき沢田さんが姫だるま型のホットサンドをSNSにアップしたところ、それを同校が発見し、協力を求めたといういきさつがあったみたいです。まさに姫だるまが縁の架け橋が、大分と北海道をつなげた！

「姫だるまおやき」特産品化計画は元々は授業の一環で始まった活動でしたが、現在はその枠を超えて順調に進行しています。2023年4月に竹田市内で開催された「岡城桜まつり」では自分たちで作った試作品を自らの手で売り出し、約130個を見事に完売させました。

さらに、同年6月からは竹田市内の温泉施設で不定期販売がスタート。つぶあんと芋あんの2種類を用意しており、味のほうも抜かりはなしです。

「竹田のお菓子といえば『姫だるまおやき』」と言われるくらい、地元を代表する名物にしたい！ 生徒たちは、そんな大志を抱いています。

希望に燃える若者たちの熱意と、「姫だるまおやき」の絶妙な愛らしさ。動画本編を観たら、どちらも胸にグッと迫ってくるはずです！

のぞポンライター

寺西ジャジューカ

東京生まれ東京育ち……だけに、地方のおいしいものに憧れがある。子どもが好きそうな食べ物が好き。