コロナ禍を経て4年ぶりに通常開催された2023年8月の五所川原立佞武多（たちねぷた）。祭の初日と最終日には高さ23メートルにも及ぶ3台の大型立佞武多が一堂に会す「お見合い」が行われます。まさに圧巻の光景です。

期間中は中型立佞武多と人形佞武多（にんぎょうねぷた）も合わせて14台が街を練り歩きました。

こちらは2019年制作の大型立佞武多の「かぐや」。着物の紋様や艶やかな表情など、「いったいどうやって作ったんだ」と思わずにはいられない迫力ある作品です。

全然関係ない疑問なのですが、祭りがない時期はこんな大きいものどこにしまっておくんでしょうか。

そして色彩も表情も迫力満点のこちらは大型立佞武多「素戔嗚尊（すさのおのみこと）」。

厄災を絶ち払った神話にちなんで、新型コロナウイルス感染症や大雨被害など、厄災がこれ以上降りかからないようにと願いが込められています。

来場者も大型立佞武多には「最高です」とひとこと。これ以上ない言葉ですね。私もあんなでかくてかっこいい立佞武多を見たら最高ですって言うと思います。

動画では制作者による立佞武多のこだわりのお話や、お祭りを楽しむ観客の熱気も余すところなくお届けしています。ぜひ動画で迫力を感じてみてくださいね。

あんな迫力ある立佞武多、私も一生に一度は生で見てみたい！

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。