RABニュースレーダー
全国に16基しかない“登れる”灯台! 青森「尻屋埼灯台」から津軽海峡を一望しよう
[青森県 東通村 尻屋崎 等]
船の操縦士が現在地を把握し、安全に航海するための目印として設置される灯台。日本には約3200基の灯台があると言われていますが、一般人が登れる灯台は16基しかないんだそう!
今回はその中の一つ、本州最北端の地、青森県東通(ひがしどおり)村に立つ「尻屋埼(しりやさき)灯台」をご紹介します!
明治9年(1876年)に建てられた「尻屋埼灯台」。東北地方初の洋式灯台で、レンガ造りの灯台としては日本一の高さ(33m)を誇っています。
内部に入ってみると、何やら壁がくり抜かれていますね。なんと「尻屋埼灯台」は二重構造になっていて、内側外側ともにレンガ造りなんです。レンガを一つ一つ積んで造られたと考えると途方もなさすぎる……!
灯台の上からは、太平洋と津軽海峡のオーシャンビューが。128段を登り切ったご褒美の絶景だ〜〜!
左右から波が来てぶつかり合い、複雑に流れる様子は「尻屋埼灯台」ならではの景色。ぜひ映像でもご覧くださいね。
ちなみに、今更ですが灯台を数える単位が「基」なの、みなさんご存じでしたか……⁉︎
ピラミッドや信号機など、人間が到底動かすことのできないような地面に据え付けられたものなどは「基」と数えるそうですよ。世の中まだまだ知らないことだらけだ……。
【基本情報】
放送日:2023年5月4日
放送局:RAB青森放送
番組名:RABニュースレーダー
取材先:尻屋埼灯台
住所:青森県下北郡東通村尻屋字尻屋崎1-1
(編集:ノオト)