鳥取県米子の本通り商店街をぶらりお散歩。日本海テレビジョン放送の三浦康暉アナウンサーと岡村尚子リポーターが見つけたのは、大漁旗やのれんなどを手掛ける老舗の松田染物店です。

松田染物店は鳥取県の伝統工芸にも認定されている“筒描き染め”を続けるお店。13代目の松田成樹さんは「（筒描き染めをしているのは）鳥取ではもう1軒になりました」と話してくれました。

筒描き染めとは、筒からのりを押し出して布に線や模様を描き、生地を色付けして洗い流すとのりの部分が白く浮かび上がる染色技法。こういうやり方があったなんて！

伝統の技を多くの人に知ってもらおうと、数年前から小物や雑貨も手がけているのだそう。

その伝統の技をお2人も体験！

手ぬぐい染めで、コーナータイトルの「スパイス!!」を描いていきます。筆を持つのは小学生以来20年ぶりという三浦アナ、神妙な面持ちです。岡村リポーターはヤジを飛ばしながら見守っていました。

天日干しでのりを乾かしたあとは、色引きの工程へと移ります。「慣れたぐらいで油断して染料が枠外に落ちる」と松田さん。ふたりで慎重に色を付けていきました。

色引きを終え、手ぬぐいになるまでの工程はお任せ。果たしてどんな仕上がりになったのでしょうか。完成品はスタジオで披露。みんなの反応も要チェックです！

のぞポンライター

神田（こうだ）

山口県出身のライター・編集者。地方のニュースが大好きだし、明るく朗らかで気さく。